通常の結婚式と何が違うの?マタニティウェディングで気をつけること

妊娠中に結婚式を行うマタニティウェディング。新婦の身体に負担がないように、通常の結婚式よりスピーディーかつ慎重に準備を行わなければなりません。マタニティウェディングではどのようなことに気をつけていけば良いのでしょうか。事前に知っておくだけでも気持ち的にラクかと思います。この記事ではマタニティウェディングについてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

意外と多いマタニティウェディング

最近では、妊娠がきっかけで結婚を決めたというカップルさんも多く、4組に1組がマタニティウェディングをしているというデータもあります。意外にも多いマタニティウェディングですが、金銭面や体調面など何かと不安が多いのも事実です。通常の結婚式とはどう違うのでしょうか。妊娠中に結婚式を挙げる際の注意点をまとめていきます。

マタニティウェディングで特に注意していただきたいのが、結婚式の内容ドレスです。最近の結婚式場ではマタニティプランというものがあるほど、妊娠中でも安心して行えるような設備が整っています。そのため、マタニティウェディングだからできないということはほとんどありません。しかし、かかとの高いヒールを履いての演出や寒暖差のある場所での長時間の滞在は身体にも負担をかけます。新婦の身体のことを考えてプランニングしていくと良いでしょう。

また、つわりの時期も人それぞれです。当日つわりが起こってしまうことを想定して、香りの強いお花や料理は使わない、料理もゆっくり食べられるように披露宴後に準備するなど対策を取ることも大切です。

さらに妊娠中はお腹が大きくなるため、ドレス選びも大変です。しかし最近では、あまりお腹が目立たないドレスも豊富にあるので安心してください。悩みや要望がある場合はプランナーさんに相談してみてくださいね。当日までにお腹や胸の大きさが変わってしまうこともあるため、何度かフィッティングを重ねて、一番美しく見えるように最善を尽くしてくれますよ。

時期はいつがベスト?

マタニティウェディングを行うおすすめな時期は妊娠5〜7ヶ月だと言われています。その頃が一番お腹が目立ちにくく、体調も安定しています。妊娠初期である4ヶ月目まではつわりが起こりやすいので避けた方が良いでしょう。8ヶ月目からはお腹が大きくなり始めます。ちなみに出産後に結婚式は子育てに追われてそれどころではなくなってしまうため、あまりおすすめしません。出産後は体型もなかなか戻らないため、結婚式のタイミングを逃してしまいがちです。

妊娠5〜7ヶ月で結婚式を挙げるということは、準備期間は3〜5ヶ月ということになりますよね。実はこの準備期間は通常の結婚式と同じなのです。事前に流れを確認しておけば、余裕を持って準備を進めることができますよ。最近の式場では、メールや電話での打ち合わせも可能となっているので、会場に足を運ぶ回数を少なくすることができます。新婦の身体に負担がかからないようにサポートしてくれますよ。

式場の選び方

マタニティウェディングでの式場選びにはどのようなポイントがあるのでしょうか。

まず、1つ目に挙げられるのが、「自宅から近い」という点です。妊娠中は何が起こるか分かりません。自宅や通っている病院の近くの式場を探すことをおすすめします。

2つ目は「ドレスの充実さ」です。せっかくの結婚式なので、妊娠中でもこだわりのドレスを選びたいですよね。ドレスの種類が多い式場を選びましょう。妊娠中のドレスは、エンパイアラインやプリンセスラインが人気のようです。お腹周りが広がっているので、体への負担も少ないです。また、体型を隠すことができるのも魅力的ですよ。

3つ目に「当日休憩できるスペースがある」ことも 大切な要素です。控え室と距離が近いなど当日の動線にも配慮していきましょう。式場を見学する際にしっかりと確認しておくことが大切です。また、出産経験があったり、マタニティウェディング経験のあるプランナーさんであるとより安心できますよ。

おすすめの演出

ここからはマタニティウェディングだからこそできる演出をご紹介していきます。ぜひ取り入れてみてくださいね。

赤ちゃんへお手紙を書く

生まれてくる赤ちゃんにメッセージを書いてもらいましょう。ゲスト全員からもらえるお祝いの言葉は一生の宝物になりますよ。寄せ書きやビデオレターがおすすめです。

ベビーリングセレモニー

ベビーリングセレモニーとは、誕生石を埋め込んだ子ども用の小さな指輪のことです。新郎新婦が指輪交換の際に、ベビーリングも新郎から新婦にかけてあげます。家族の絆が深まる素敵な演出です。ベビーリングは結婚式後も保管し、無事生まれてきた子が成人したらネックレスにしてプレゼントするという方もいらっしゃいます。

赤ちゃんの名前をつけてもらう

ゲストに赤ちゃんの名前をつけてもらいましょう。コンテンスト形式にしてみるのも素敵な演出ですよ。本当に名前を考える時に役立てることもできるので、おすすめです。

リングピローを赤ちゃんの枕に使う

リングピローを生まれてきた赤ちゃんに3日間使用すると生涯幸せになると言い伝えられています。最近ではリングピローを手作りする方も増え、赤ちゃんが使いやすいようにオーガニックコットンを使うという方も。結婚式当日はパールやレースなど飾りをたくさんつけて豪華にしますが、枕にする際は外しおきましょう。

ウェルカムボードをリメイク

結婚式で使用したウェルカムボードはとっておき、赤ちゃんが生まれた時に一緒に写真を撮ってあげましょう。自宅でも使うことを考えて、様々な文字を作っておいても良いですね。インテリアとして飾っておくこともできますよ。

まとめ


いかがだったでしょうか。

今回はマタニティウェディングについてご紹介してきました。妊娠中の結婚式は不安な要素も多いですが、それよりも大きな魅力が詰まっています。2人を結ぶキューピットになってくれた赤ちゃんに感謝しつつ、素敵な結婚式を挙げてくださいね。不安なことは遠慮なくプランナーさんに相談してみましょう。親身になってより思い出に残る結婚式を提案してくれると思いますよ。