結婚式が終わってホッとするのはまだ早い!?お礼状の書き方とマナー

結婚式が終わってホッと安心する方も多いはず。

しかし、披露宴や二次会が終わってからもやることが残っています。

結婚式には準備を手伝ってくれた友人や式場のスタッフ、参列してくれたゲストなど様々な方が関わっています。
結婚式が終わったら、お礼をするようにしましょう。

今回はお礼状の書き方とマナーについてご紹介していきます。

結婚式終わったらまずお礼を

 

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結婚式が終わったら、結婚式に関わってくれた人達へお礼をしましょう。
一人一人直接会ってお礼をすることが望ましいですが現実問題厳しいので、
電話やメール、お礼状などそれぞれの立場によって使い分けると良いでしょう。

職場の同僚や友達などすぐに会える場合は直接、上司など目上の方には
直接お礼を伝えてから落ち着いた頃に再びお礼状を送ると良いです。
お礼状と一緒に結婚式の写真も入れておくと喜ばれますよ。
SNSはやっていない方も一定数いるため、あまりおすすめしません。

当日出席してくれたゲストはもちろん、司会や受付、スピーチ、余興を引き受けてくれた方への
お礼はしっかりと行いましょう。
また、2人の仲立ち人である「媒酌人」にもお礼をする方という方が増え始めています。
媒酌人のお礼は、電話をした後、新郎新婦と両家の親が揃って直接お礼を渡しに行くのがマナーです。

意外と忘れがちなのが、両親や親族です。結婚式では新郎新婦本人だけでなく、
両親も様々な場面で気を配ります。お金の援助をしてくれている場合もあります。
できるだけ早くお礼をしましょう。お礼の順番は基本的に目上の方からです。
会社へ結婚の報告をする際は直属の上司、先輩、同僚、後輩の順で伝えるようにしましょう。

お礼状はいつまでに出せばいい?

 

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お礼状は結婚式が終わって1週間以内に送りましょう。
新婚旅行などで1週間以内にお礼をすることが難しいのであれば、
新婚旅行のお土産とともに後日改めてお礼に伺うのがマナーです。

また、祝電をもらった場合も同様にお礼状を書きます。
お礼の品は気を遣わせてしまうため、敢えて用意する必要はありませんが、
高額な祝電をいただいた場合にはその半額程度の内祝いも併せて贈りましょう。

お礼状に内祝いを贈ることを書いておくと親切です。内祝いを包む際は「のし」と「紅白の水引」を用意します。
結び方は「結びきり」にするのがマナーです。

お礼状の書き方・マナー

 

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ここからはお礼状の書き方です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

お礼状を書く際も文章の流れは普通の手紙と同じです。前文・主文・末文・後付けで書いていきましょう。

差出人はふたりの連名にし、旧姓を括弧書きで添えておきます。住所は2人の新居を書きましょう。
立場や関係性ごとに文章を変えた方が良いか迷われる方も多いかと思いますが、基本的に同じような内容でOKです。
しかし、もらう立場のことを考えて、相手に合わせて内容を変えるとより好印象です。

前文には時候の挨拶、相手の名前を入れることで定型文っぽさがなくなります。
主文では、結婚式を無事に挙げられたことや結婚生活のことを報告しましょう。
送る相手によって、挙式のエピソードや感想、いただいた贈り物について書いてあげると良いです。
遠方の方や妊婦の方などには一言加えてお礼を書いてあげると親切です。
最後に今後のご指導やお付き合いへのお願いと抱負を書いて締めます。
末文は相手の健康を願う言葉を書きましょう。頭語と結語にも注意してください。
「拝啓」の場合は「敬具」、「謹啓」の場合は「敬白」です。

以下に例文を記しておきます。

厳しい暑さが続いておりますが ○○様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます

先日はご多用のところ 私たちの結婚式にご出席いただき 誠にありがとうございました
皆様の暖かいご声援を沢山いただき 素敵な挙式となったことを私たち夫婦も双方の両親も大変喜んでおります

新しい家庭を持ったということで これまで以上に仕事に邁進する所存です
これからもご指導の程 どうぞよろしくお願い致します

後日 改めてお礼の品を送付させていただきますので ご家族でお召し上がりください
〇〇様の健康とますますのご発展をお祈り申し上げます

 

友人や家族、親族など親しい間柄の場合は、もう少し砕けた表現の仕方でも大丈夫です。
お礼状は結婚式の招待状と同じく、句読点を使わないのがマナーとなっています。
ペンもボールペンではなく、万年筆や筆ペンを使うようにしましょう。

また、はがきよりかは封書で送るのが親切です。もし、はがきで送るなら親しい関係性の方だけにし、
少し厚地のはがきを用意しましょう。友人や家族に送る場合はイラストなどが入ったはがきでも構いませんよ。
便箋の場合もはがきの場合も縦書きで書くのがマナーです。

出席していない人にはどうお礼する?

 

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結婚式に来られなかった方へお礼をする場合はどのようにしたら良いでしょうか。

まず、結婚式の参加の有無に関わらず、招待状を出した全員に結婚したことを改めて連絡しましょう。出席したゲストと同様に早めに電話でお礼をしましょう。その後、お礼状を送るのですが、結婚式に参列していなくてもゲストはご祝儀や祝電を贈っていることがほとんどですので、そのお礼も併せて伝えます。内祝いを贈る場合はその旨も書いてあげましょう。どんなものなのか具体的に書いてあげると親切です。

内祝いは結婚式に出席していなかった場合は、引き出物として用意していた品物と合わせても構いません。引き出物も一緒に渡す場合はお祝儀や祝電でいただいた金額の2割程度の内祝いでお返しをしましょう。引き出物を渡さない場合は先程もご紹介したようにいただいた金額の半額程度が目安です。内祝いは品物だけ贈りっぱなしにするのではなく、必ずお礼状を同封して送るようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は結婚式後のお礼についてご紹介してきました。
結婚式が終わっても気を抜かず、一人一人に感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしてくださいね。
お礼状の書き方やマナーを守って、失礼のないように行動しましょう。
後回しにせず、すぐに取り掛かれば、結婚式当日に感じた気持ちもより素直に伝えられますよ。