憧れの演出を実現!手作りフラワーシャワーのアイデア

結婚式で行う「フラワーシャワー」。憧れの演出の一つとして人気を集めています。しかし、生花を使ったフラワーシャワー は費用も高めで手が出しにくいのも現状です。

「シャワー演出はしたいけど、費用は抑えたい!」

そんな方はフラワーシャワーを手作りしましょう。今回は、手作りフラワーシャワーのアイデアをご紹介していきます。

フラワーシャワー の意味


フラワーシャワー にも由来や意味がきちんとあります。フラワーシャワー は元々、ライスシャワーから来ています。ライスシャワーの歴史は古代ローマ時代に遡ります。結婚する新郎新婦が食べ物に困らないようにと小麦を振りかけていたのが起源だと言われています。それが時代とともに変化し、小麦がお米へと代わっていきました。

お米は1粒の籾からたくさんの粒を付けることから、「豊穣と子孫繁栄の象徴」とされています。お米を新郎新婦に振りかけることで、それらを祈るという意味が込められています。日本にも「一粒万倍日」という言葉があるようにお米は縁起の良い食べ物として古くから伝えられています。

しかし、近年になって、生米は生物だということで、持ち込みが禁止されている式場が増えました。そのことから、生花を使ったフラワーシャワーになりました。フラワーシャワーにも意味があり、ふんわりと広がる花の香りによって新郎新婦を災いから守ると言われています。また、2人の周りを清めるとも伝えられていますよ。フラワーシャワーは単なる式を盛り上げるための演出ではなく、きちんとした儀式だったのです。

生花が空中を舞う光景はとても綺麗なのですが、冒頭でもお伝えしたように費用面で高いのが難点です。会場の広さや人数にもよりますが、15,000〜20,000円が相場だと言われています。最近では、持ち込みができる式場も増えているので、費用を抑えるためにもフラワーシャワー は手作りするという方もいらっしゃいます。手に持つのは一瞬なので、生花でなくても見劣りはしませんよ。以下で手作りフラワーシャワーのアイデアをご紹介していきます。

安く可愛く

100円ショップには、ペタルフラワーが売られています。香りつきの造花であると尚良いです。フレグランスをかけておいても良いですね。造花でも写真映えはするので、費用も安く抑えられます。できるだけたくさんの色を用意しましょう。

余裕がある方は素材にもこだわると良いです。100円ショップのペタルフラワーは、ナイロンでできていることが多いので明らかに造花だと分かってしまいます。ゲストを喜ばせるためにも生花のようななめらかな質感の造花を探してみましょう。

2人を結ぶように

 

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花ではなく、リボンもおすすめです。リボンやモールを蝶々結びにするだけなので、簡単にできてしまいます。作っている過程から楽しめそうですね。様々な種類の色があると、カラフルで写真も映えます。シャワーをする時に手作りしたと紹介することで、一層会場が盛り上がりますよ。

人気のバブルシャワー

 

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バブルシャワーは片付けも必要なく、見た目も美しいので海外でも人気の演出です。ゲストにシャボン玉を渡し、退場の際に吹いてもらいましょう。シャボン玉は花と違い、すぐに落ちることがないのでシャッターチャンスも多めです。絵になる写真が撮れることでしょう。

式場によっては、シャボン玉を作る機械もあります。フラワーシャワーはもちろん、他の演出と一緒にシャボン玉を飛ばすことも可能です。ただ、機械の場合は別途費用がかかりますので、予算と相談しながら決めてくださいね。

また、シャボン玉は普通のものだと、ドレスやスーツについてシミになる恐れがあります。バブルシャワー用のシャボン玉を用意しましょう。

パーティー気分を味わう

パーティーなどで使う「クラッカー」も人気の演出の一つです。特大のものを使えば、音も大きく、キラキラとしたテープが華やかに空中を舞ってくれますよ。クラッカーは様々な場所で売られているため、入手もしやすいのが特徴です。大容量や音だけのものもあるので、気に入ったものを選んでくださいね。

火薬を使わないフラワークラッカーもあるので、通常のフラワーシャワー では物足りないという方にもおすすめです。

ゲスト参加型で盛り上げる

 

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クラッカーと似たようなものに風船を使うバルーンシャワーがあります。風船の紐を引くと、バルーンが割れ、中から小さな風船が飛び出してくるアイテムです。様々な色の風船が飛び出してくるので、赤色の風船を受け取ったゲストにプレゼントなどというちょっとしたゲームも楽しめます。風船と一緒に紙吹雪を起こすとより華やかな演出になりそうです。

幸せの象徴を形に

折り鶴は「幸せの象徴」として知られています。人前式をお考えの方は折り鶴シャワーがおすすめですよ。和の雰囲気を壊さずに憧れの演出を実現することができます。鶴は和紙など紙質にもこだわるとより鮮やかな彩りになります。2人らしさが詰まった演出を考えてみてくださいね。

ミックスさせてみよう

フラワーシャワーという名前がついていますが、必ずしも何か一つに絞らなければならないというわけではありません。様々なものを混ぜて、演出するという方法もあります。

生花か造花か選べない場合は、一緒に使うというスタイルも。生花と造花では、空に舞ってから落ちる時のスピードが違うので、組み合わせることでより美しい演出にもなります。

様々な組み合わせが可能ですが、シャワーさせる物を選ぶ時やDIYする時は、事前に綺麗に舞うか試してみることをおすすめします。ブライダル用に売られている商品は綺麗に舞うように作られているので、そちらを検討してみるのも良いですよ。

まとめ


いかがだったでしょうか。

今回は、手作りフラワーシャワーのアイデアをご紹介しました。式場によっては、持ち込んではいけないところもあるので、事前の確認は必ず行いましょう。

どんなセレモニーにしたいかは2人の自由です。思いっきり楽しめるような演出を考えてみてくださいね。アイデア次第では、新しいシャワー演出が生まれるかもしれません。ぜひ2人らしい結婚式を挙げてくださいね。