どこまで知ってる?意外と知らない結婚式のジンクス

あなたは結婚式のジンクスをどこまで知っているでしょうか。サムシングフォーやサムシングブルーなど有名なものから地域的なものまでさまざまなものが思い浮かびます。ここでは意外と知られていない結婚式にまつわるジンクスをご紹介していきます。挙式や披露宴などに取り入れてみてください。取り入れる方法も詳しく解説していきますよ。

「ペンスコイン」で金運アップ

 

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ペンスコインはイギリスで1551年から1971年まで製造されていたコインです。コインには王や女王が描かれています。特に6ペンスコインは希少価値が高く、「幻の6ペンス」と言われているほどです。結婚式に向かう花嫁の左靴の中に6ペンスコイン入れておくと、「お金に困らない生活ができる」とも言い伝えられています。このジンクスはサムシングフォーの歌が由来となっており、現在でも各国で伝統が親しまれていますよ。

6ペンスコインはネットショップやホテルで購入することができます。担当のプランナーさんにペンスコインを取り寄せてもらうことも可能です。6ペンスコインは通貨としてはもう使用されていないので、手に入りにくい場合はレプリカや別のシルバーコインを代用してもその効果を発揮します。

幸せの象徴である「猫のくしゃみ」

結婚式の朝に花嫁が猫のくしゃみを見たり、猫が花嫁の近くでくしゃみをしたりしていると「幸せになれる」と言い伝えられています。古代ギリシャやローマでは猫は「ヴィーナスの代弁者」と称されていました。そのため、猫のくしゃみは「女神からの祝福」からと言われており、おめでたい挨拶の印なのです。

自宅で猫を飼っているという方は結婚式の朝にチェックしてみてください。くしゃみを見ることができた花嫁はこれから先も幸せな日々が訪れるでしょう。

また、イギリスでは黒猫も幸せの象徴として知られています。黒猫は不吉なイメージですが、「結婚式の日に黒猫に遭遇すると幸せが舞い込む」と言われていますよ。結婚式のプチギフトに黒猫をモチーフにしたお菓子を贈るという風習もあります。黒猫はラッキーキャットとして各国で人気がある動物なのです。

「馬の蹄鉄」は魔除けになる

ホースシューとも呼ばれている「馬の蹄鉄」。馬の蹄に取り付け、足を保護するU字型の道具です。日本では馬は人を踏まないと言われているため、交通安全のお守りとして使われています。

その他、馬の蹄鉄には魔除けや厄除け、幸運を呼ぶ役割があります。西洋では、花嫁が無事に結婚式会場にたどり着けるように玄関に馬の蹄鉄をかける風習も。玄関に飾る際は向きにも注意してみるとよいでしょう。U字に飾ると幸せが溜まり、反対向きにすると幸運が降り注ぐと言われています。

最近ではゲスト一人一人に幸せのお裾分けとして馬の蹄鉄を贈る方も増えているので、プレゼントの候補として馬の蹄鉄を贈るのもアリなのではないでしょうか。蹄鉄が一般的でない現代では、蹄鉄型や馬蹄型でもよいです。本物にこだわらなくてもいいので、気軽に取り入れられるでしょう。

引菓子におすすめな「バームクーヘン」

バームクーヘンはドイツ語で「木のケーキ」という意味です。結婚式の引き出物として人気があります。これは「木の年輪のように夫婦がいつまでも一緒にいられますように」という願いが込められているからです。長寿や繁栄の意味を持つバームクーヘンは結婚式の引菓子にぴったりですね。

引菓子のスタイルは地域によって異なるので、自分たちが結婚式を挙げる予定の地域の風習や伝統を知っておきましょう。引菓子の相場に関しても地域でさまざまですが、大体1,000円から2,000円程度です。

結婚式にまつわるジンクスの取り入れ方

 

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結婚式に関する言い伝えはたくさんあります。そのため、どれを取り入れたらいいか迷ってしまう方も多いはずです。そのような方のために、ここでは取り入れるアイテムの決め方をご紹介していきます。演出の仕方も併せて解説していきますね。ぜひ参考にしてみてください。

・どんな結婚式にしたいかイメージする

まず、どのジンクスを取り入れるか明確にしていきましょう。何でもかんでも取り入れてしまっては、統一感のない結婚式になってしまいます。統一感のない結婚式はゲストを退屈させてしまいます。結婚式のアイテムを準備する前にある程度のコンセプトは決めておきましょう。その際にゲスト一人一人の顔を思い浮かべながら、結婚式が終わったときにどうなってて欲しいか考えるとよいです。ゲストが皆、笑顔になれる演出を考えましょう。

・どんな結婚生活をしたいかイメージする

上記に加え、自分たちが今後どうなっていきたいかを考えるとよいです。理想の新婚生活がスタートできるようにジンクスの力を借りてみましょう。ジンクスはここで紹介してきたもの以外にもたくさんあるので、意味を調べてみると面白いですよ。2人に合う意味を見つけてください。

・装飾として身につける

取り入れるジンクスが決まったら、今度は演出の仕方を考えましょう。まず考えられるのは、花嫁の装飾として自分自身が身につける方法です。ペンスコインやサムシングブルーなどを身につけ、幸せを掴みましょう。

・ギフトとして贈る

ゲストにプレゼントを贈る方法も素敵です。幸せを皆で分かち合いましょう。花嫁とお揃いのアクセサリーや小物などアイテムをもらえるだけでゲストも大喜びです。プレゼントする際は包装にも力を入れましょう。100円ショップにも活用できるアイテムがあるので、ぜひ探してみてください。

・会場内に飾る

もちろん、会場内に飾るのもおすすめです。猫の置物や馬の蹄鉄など言い伝えに合わせて会場を装飾しましょう。ウェルカムスペースを思う存分に活用してみてください。披露宴や二次会でウェルカムスペースの紹介をしてあげると会場も盛り上がりますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は結婚式にまつわるジンクスをご紹介してみました。知っているものはいくつありましたか?ぜひここで解説した意味を参考に自分たちならではの結婚式を作り上げてみてくださいね。ジンクスは結婚式を盛り上げるためのちょっとしたスパイスになりますよ。ぜひ活用してみましょう。