和やかで和婚におすすめ!古民家ウェディングの魅力とは

古民家ウェディングという結婚式スタイルをご存知でしょうか。その名の通り、古民家で行う結婚式のことをいいます。近年、古民家の需要が高まっていて、アットホームな挙式ができると人気です。古民家ウェディングはどのようにして行うのでしょうか。やり方と魅力をこの記事でお伝えしていきます。人とは違った結婚式を挙げたいという方におすすめですよ。

古民家ウェディングとは


古民家ウェディングは、古民家を会場とした結婚式のことです。

古民家とは築年数が長く経過した民家のことをいいます。古民家のタイプは農村民家・町民民家・武家民家・庄屋屋敷の4タイプに分けられ、それぞれ昔の深い趣を感じることができる建築物です。近年では、古民家が持つ風情さを残しつつ、最近の技術を取り入れてリノベーションする個人や会社も増えています。古民家を改装したカフェや宿泊施設などが主な事業例です。

古民家ウェディングもその中の一つであり、それらの施設を利用して結婚式を挙げたいという方もたくさんいます。古民家での結婚式は日本伝統を取り入れることができたり、自宅にいるようなあたたかい雰囲気が出せたりするので、アットホームな結婚式をしたいという方にぴったりですね。

古民家ウェディングの魅力

古民家で結婚式を挙げる一番のメリットはやはり、日本文化を感じることができる点ではないでしょうか。畳や障子、柱に梁など建物の隅々までこだわりを感じられます。結婚式ができる古民家なら縁側や庭園も備え付けられていることがほとんどです。縁側で太陽の光を浴びながらまったりすることもできますよ。古民家は日本の伝統的な工法がそのまま活かされているので、耐久性や通気性にも優れています。のびのびとした時間が過ごせるのも魅力です。

古民家はその雰囲気だけでも美しく、どこにいても写真映えします。そのため、装飾があまり要らない点もメリットの一つです。主張が激しい大きな装飾は返って、古民家の雰囲気を壊してしまうので避けた方が良いでしょう。掛け軸や生け花が置いているところもあるので、事前の見学は必須です。装飾を自分たちでもしたい場合は思い出の写真や折り鶴など小さめのものに限定するとよいですよ。

また、宿泊スペースがある古民家の場合は旅行を兼ねて結婚式がを挙げることができます。結婚式の前日や当日の準備、片付けもスムーズに行えますよ。ただ、大勢が宿泊できるわけではないので、両親や親戚、親しい友人など少人数に限定しましょう。結婚式後は周辺を観光することもできますよ。この機会に大自然の中でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

古民家ウェディングならではの装飾・演出


ここからは古民家ウェディングで取り入れたい装飾や演出をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

・人前式がおすすめ

人前式とは、ゲストが証人となって結婚の誓いを果たす結婚式スタイルです。宗教色がなく、自由な結婚式ができます。そのため、衣装も日本伝統を意識した和装から、ウェディングドレス、カジュアルドレスまで様々です。特に古民家ウェディングには鮮やかな色打掛がおすすめです。会場装飾と合わせて、ちりめんカラーにしたという方もいます。ちりめんカラーはポップで可愛く明るい印象を与えてくれます。アットホームな古民家の雰囲気とも相性がいいですよ。

・ペーパーアイテムは和風で統一

古民家は日本の伝統建築でもあるので、会場装飾に使うペーパーアイテムは和風テイストで揃えてみませんか?折り鶴を散りばめたり、紙風船を作ったりしてもいいですね。席札やメニュー表などゲストへの案内も和柄にするなど統一してみましょう。

・季節の花を添えてみよう

季節感を感じられるのも古民家の魅力です。桜や向日葵、紅葉など季節の花を取り入れてみるのも素敵なアイデアです。ゲストテーブルの中央に置いたり、ウェルカムスペースにあると会場も華やかになりますよ。

花を生ける場合は会場照明にもこだわるとより雰囲気が出せます。情緒溢れる空間を作り上げてみてくださいね。

・テーブルコーディネートは紅白

テーブルの配色に迷ったら、思い切って紅白にしてしまうのもおすすめです。真っ白なテーブルクロスに真っ赤なテーブルランナーを敷くだけで日本の伝統を感じることができます。新郎新婦の地元で採れた野菜や魚、お肉を使った料理をゲストに振る舞うなどおもてなしも充分できることでしょう。お正月に結婚式を挙げるなら、中庭を使ってお餅つきをするのもいいですね。ゲストが楽しめる企画を2人で考えてみましょう。

古民家ウェディングで気をつけること

古民家ウェディングにはたくさんの魅力が詰まっていますが、もちろんデメリットもあります。注意すべきことを知り、一つ一つ解消していくことで新郎新婦本人だけでなく、ゲスト全員をより楽しませることができます。注意すべきことは主に2つです。それぞれ見ていきましょう。

・アクセス面

古民家は元々、結婚式を挙げるために造られたわけではありません。駅から離れたアクセスしにくい場所に建っていることも。バスが通っているのか、最寄駅から送迎できるか、駐車場が近くにあるかなど周辺情報もチェックしておきましょう。招待状を送る際はアクセス方法を詳しく書いてあげると親切です。

・設備面

リノベーションがしっかりされている古民家であれば心配ありませんが、設備の内容もチェックしておきましょう。特に水廻りの設備が充実していないと、料理が作れなかったり化粧室がなかったりすることもあるので、ゲストにも負担をかけてしまいます。事前に確認しておいてください。また、ゲストの中にお年寄りが多い場合はバリアフリー対応をしている会場を探しましょう。

まとめ

 

この投稿をInstagramで見る

 

ADLIVE Co., Ltd.(@adlive.staff)がシェアした投稿


いかがだったでしょうか。

今回は最近話題となっている「古民家ウェディング」について解説してみました。まだまだ新しい結婚式のスタイルなので、古民家ウェディングを挙げたい場合は、古民家で結婚式を挙げたことのある友人やプランナーさんから情報取集するところから始めてみてください。いつもとは違う非日常を体験することができますよ。ぜひ2人らしい結婚式をプランニングしてくださいね。