結婚記念日はどう過ごす?呼び方と意味を解説!

結婚記念日には年ごとに呼び方があるのをご存知でしょうか。中でも「銀婚式」や「金婚式」は有名ですよね。ここでは結婚記念日の年ごとの呼び方と意味についてまとめています。おすすめの過ごし方もご紹介しているので、ぜひ見てみてくださいね。

結婚記念日とは

 

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結婚記念日には、「結婚した当時を思い出して原点に戻る日」や「結婚してくれたことを感謝し、これからも2人で仲良く過ごせるよう祈る日」という意味が込められています。

日本では昔から「家」を重んじる風習があります。婚礼儀式を執り行うことで新郎側と新婦側の家が強く結びついたと意味付けられているのです。そのため、夫婦間がどのくらい続いているのか経過年数を数えることで仲の良さをはかっていたのだそう。この名残が現在にも通じ、結婚記念日としてお祝いされるようになりました。

いつに設定すればいい?

 

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結婚記念日をどの日にするのかはいくつか意見があります。主に以下の4つが結婚記念日に設定されることが多いです。

・結婚式を挙げた日
・婚姻届を提出した日
・同棲を始めた日
・プロポーズした日

この中でもよく選ばれるのが、結婚式を挙げた日入籍した日です。最近では、結婚式を挙げない方や事実婚のカップルも増えてきているため、同棲を始めた日やプロポーズした日にする方もいますよ。特に決まりはないので、自分たちが決めた日に設定するとよいでしょう。結婚記念日を決める際は必ず2人で納得の行く日を決めてください。1人で勝手に決めてしまうと、食い違いが起きてしまう可能性もあります。

結婚の形は年を追うごとに自由度が増しているので、ここで挙げた日以外でも2人とって特別な日があれば、そこを結婚記念日にするといいですよ。

結婚記念日は年毎に呼び方がある

 

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結婚記念日の呼び方と意味は以下の通りです。

1周年 紙婚式

真っ白な紙に2人の未来を描いて幸せを願います。

2周年 藁婚式・綿婚式

柔らかい綿はまだ固まっていない2人をあらわします。質素倹約の意味もあります。

3周年 革婚式

結婚して3年は怠慢期になりやすい年です。粘り強い革のように2人の結びつきを願います。

4周年 花婚式

花が咲き、実がなる時期を指します。家族円満を願い、お祝いしましょう。

5周年 木婚式

夫婦が1本の木のように固く結ばれます。これから2人の本当の人生が始まります。

6周年 鉄婚式

鉄のように強い2人の絆をあらわしています。

7周年 銅婚式

家族や財産が安定期を迎えます。銅のような安定感を喜び、幸せを感謝します。

8周年 ゴム婚式

ゴムのように弾力性がつくことを願います。新婚時に買った電化製品を買い換える時期でもあります。

9周年 陶器婚式

陶器のように大切にヒビが入らなかった家族の絆を象徴しています。

10周年 錫婚式・アルミ婚式

錫のように美しく、お互いが歩んできた10年の歳月を感謝します。

11周年 鋼鉄婚式

鋼のように強い愛で結びついていくことを願います。

12周年 絹婚式・亜麻婚式

絹のようなきめ細かい2人の愛情をあらわしています。

13周年 レース婚式

レースのようの美しく深く織りなしていく愛を象徴しています。

14周年 象牙婚式

象牙のように年齢を重ねても価値が輝き続けます。

15周年 水晶婚式

水晶のような信頼関係を意味しています。

20周年 磁器婚式・陶器婚式

長い歳月とともに価値を見出す磁器のように2人の絆が深まります。

25周年 銀婚式

結婚して四半世紀という区切りのお祝いです。いぶし銀のように輝く2人を祝福しましょう。

30周年 真珠婚式

広大な海の中でじっくりと育つ真珠は健康や長寿、富を象徴します。

35周年 珊瑚婚式

長い年月をかけて育ってきた珊瑚のように、2人もさまざまな苦労を乗り越えてきたことを称えます。

40周年 ルビー婚式

ルビーはさまざまな成分が混ざり合った結果、深赤色になっています。2人の信頼関係もルビーそのもの。

45周年 サファイア婚式

サファイアの石言葉は「誠実」「慈愛」「高潔」です。45年という長い月日には欠かせないものです。

50周年 金婚式

結婚して半世紀。金色の輝きを手に入れた夫婦の盛大な記念日です。

55周年 エメラルド婚式

深緑色のエメラルドのように深みと価値のある暮らしを象徴しています。

60周年 ダイヤモンド婚式

世界一硬いと言われているダイヤモンド。長寿と家族の繁栄を願う記念日です。

おすすめの過ごし方

 

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夫婦にとって結婚記念日は日頃の感謝と愛を伝える大切な日です。そのため、お祝いの仕方も工夫していきたいところ。どのような方法があるのか詳しく見ていきましょう。

・プレゼントを贈る

結婚記念日にプレゼントを贈る場合は、年数ごとにある意味で贈る品を分けるのがおすすめです。例えば、1周年の「紙婚式」には日記、2周年の「綿婚式」には木綿のタオルなど名前に合わせたプレゼントを選んでみましょう。この方法なら毎年選ぶ品物も悩まずにすんなり買えます。ぜひ活用してみてください。

・デートをする

結婚してから2人で出かけることも少なくなりがちです。子供が生まれたらなおさら2人っきりでは出かけにくいですよね。そこで、結婚記念日はリフレッシュがてらデートに出かけることもおすすめです。日常生活では行かないような高級レストランに行ったり思い出の場所に行ったりしてみましょう。結婚記念日を機にお互いの絆がさらに深まりそうです。

・記念写真を撮る

1年ごとに記念写真を撮るのも素敵です。家族が増えていく様子がしっかりと残せますね。毎年同じ場所で撮影することで時間の経過をより実感できますよ。写真は自分たちで普段の生活を撮影してもいいし、写真スタジオでおしゃれに撮るのもいいですね。撮影した写真はアルバムに収めて定期的に前返してみましょう。思い出もふつふつと蘇ってくるはずです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は結婚記念日についてご紹介してきました。結婚記念日にはさまざまな呼び方があり、初めて聞く名称もあったかと思います。どれを取り入れるかどこまでやるかは2人次第です。負担にならない程度に楽しくお祝いしましょう。記念日ごとに夫婦間を振り返ることができれば、家族の絆もより深まるのではないでしょうか。