結婚祝いには何を贈る?相場と渡すタイミングを解説!

親戚や友人、同僚から結婚の報告を受けた際、何かプレゼントしたいと思う方は多いのではないでしょうか。結婚式に出席する場合はご祝儀と一緒に渡せばよいのですが、結婚式をしない場合や出席できない場合はどのタイミングで渡したらいいか迷ってしまいますよね。今回は結婚祝いを贈るタイミングとおすすめの品物をご紹介していきます。何を贈ろうか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

結婚祝いに向いていないもの

まず結婚祝いで避けるべきアイテムをご紹介していきます。2人へのプレゼントを選ぶ時に新生活で使えるものを考える方も多いですが、「切れる」「割れる」など縁起の悪いものを連想させるアイテムはやめましょう。例えば、包丁や割れやすいグラスや食器です。新郎新婦側からリクエストがあった場合にのみ選ぶようにしてください。

また、「死」や「苦」をイメージさせるものも相応しくありません。稀にくしや布の名前として入っていることがあるので注意しましょう。日本茶も香典返しなどの弔事によく使われるギフトなので避けるべきです。

結婚祝いに向いているもの

結婚祝いを選ぶ際に考慮するポイントは、新生活で使えるもの・2人の趣味に合うもの・普段自分では買わない高級なものです。具体例を挙げるなら、ブランドのペアカップや食器、タオル、お菓子、クルージング体験券などです。選ぶのに迷ったらカタログギフトがおすすめですよ。カタログギフトなら、もらった方が好きなものを選べるので失敗も少ないです。最近のカタログギフトはグルメや日用雑貨、体験ギフトまで幅広く揃っているので、相手の好みに合わせることができます。「これ好きそう」とざっくりとしたイメージでも喜んでもらえるはずです。

結婚祝いの相場


結婚祝いで用意する金額は相手の関係性によって変わってきます。それぞれの関係ごとに説明していきます。結婚式に参列する場合は「ご祝儀+結婚祝い」になるので、相場からご祝儀を引いた金額をプレゼントにあてましょう。

兄弟姉妹

兄弟姉妹の場合は2万円から10万円が相場です。夫婦で出す際は少し多めに設定するようにしましょう。結婚式に参列する場合は「ご祝儀万2円+プレゼント1万円」など調節してください。

親戚

特に甥や姪、いとこの場合は3万円から5万円に設定されます。後々、気まずくならないように親族同士で金額を合わせることがほとんどです。結婚式に参列する場合は3万円から5万円に収まるようにご祝儀とプレゼント額を調節しましょう。

友人・職場

友人や同僚の場合は2万円から親友に3万円です。親友には多めに渡すという方もいます。自分たちが先に結婚して結婚祝いをもらっている場合はその額をお返ししましょう。自分が上司の際は5万円から10万円を贈ることがほとんどです。

結婚式に参列しない場合

結婚式を欠席する際は出席時の「3分の1」の金額を贈りましょう。1万円程度であることが一般的です。ただし、欠席の連絡が式のギリギリになってしまった場合はお詫びの気持ちを込めて多めに贈るのがマナー。欠席連絡が1ヶ月以内になってしまった場合はキャンセル料を含めて多めに包みましょう。

結婚祝いを贈るタイミング

 

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基本的に結婚祝いは招待状を受け取ってから贈るのがマナーです。つまり、結婚式の1ヶ月〜2ヶ月前です。遅くとも結婚式の1週間前までに贈りましょう。タイミングは結婚式に参列するか否かで異なりますが、いずれにしても1ヶ月以内で贈ることが一般的です。結婚式後に贈る場合も同じく1ヶ月以内が目安なるので覚えておきましょう。

また、なるべく縁起の良い日に贈るようにしましょう。「大安」や「先勝」など吉日の午前中がおすすめです。逆に「仏滅」や「赤口」は避けましょう。六輝に関しては以下の記事も参考にしてみてください。

結婚式の日取りはどう決める?知っておきたい六輝の意味

・結婚式に参列する場合

結婚式に参列する際はご祝儀を持っていくと思いますが、その他にプレゼントを贈りたい場合は招待状が届いてから式が行われる1週間前までに渡しましょう。自宅に手渡しにいくのが一番良いとされていますが、難しい場合は郵送でも構いません。事前に住所と希望日時を聞いておきましょう。

・結婚式に参列しない場合

結婚式に招待されたにも関わらず、欠席する場合は結婚式の1ヶ月〜2ヶ月前までに贈りましょう。結婚式までに新郎新婦に会う予定があれば直接、なければ郵送の手続きをしてください。現金を贈る際は現金書留にすることを忘れないようにしましょう。

・結婚式に招待されていない場合

招待状が届いてない時は注意が必要です。その場合は式の日取りが分からないので結婚式後に贈るのマナーになっています。結婚式前に贈ってしまうと、新郎新婦が招待しなかったことを気にしてしまう恐れがあるからです。結婚式が終わってから1ヶ月以内に配送の手続きをしてください。

・結婚式をしない場合

結婚式をやらない、いつになるか分からないという場合は結婚の報告を受けてから1ヶ月以内に贈りましょう。一般的に本人から直接報告を受けた人のみが贈ります。入籍がこれからという場合は入籍日を目安にしましょう。お祝いごとなので早めに贈ることをおすすめします。結婚祝いを贈る際はメッセージをひとこと添えるといいですね。

・マタニティウェディングの場合

赤ちゃんを身ごもった花嫁の結婚式では結婚祝いと出産祝いを同時にしていいかと悩まれる方も多いはずです。入籍も出産も終えている場合は一緒に贈っても構いませんが、出産がまだという場合は結婚祝いだけを贈りましょう。出産祝いは赤ちゃんが元気よく生まれてから贈るのがマナーです。同時に贈る場合は2つのお祝いを兼ねているので、結婚と出産を合わせた金額を贈るようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は結婚祝いについて詳しく解説してきました。最近では、結婚祝いは品物ではなく現金を渡すという方も増えてきています。結婚式や新居への引っ越し、ハネムーンなど新婚はお金がかかる場面が多いので有難いはずです。しかし、現金では気持ちが伝わりにくいデメリットもあります。それぞれの関係性によっても渡すものも変わってきますが、一番は祝福の心です。2人のことを思いやって結婚祝いを選んであげましょう。