結婚式の待ち時間はどのくらい?新郎新婦ができるおもてなしとは?

結婚式では、受付から挙式、披露宴まで、二次会までとゲストを待たせてしまう時間がたくさんあります。待ち時間もゲストに楽しんでもらうためには、どのようなことをすればいいのでしょうか。今回は結婚式の待ち時間にできるおもてなしをご紹介していきます。ゲストを退屈させないように活かしてみてくださいね。

結婚式の待ち時間は意外と長い!?


結婚式の待ち時間は平均すると、トータル1.5時間〜2時間前後です。受付から挙式までで約30分、披露宴開始まで約30分、お色直しなどの中座時間で約15〜30分。披露宴終了後に二次会がある場合は二次会開始までに1.5時間〜2時間ほどさらに待たせてしまう可能性があります。

これらはあくまで目安です。結婚式の内容によって多少前後します。プランを立てる時はゲストの待ち時間も考慮しながら考えるようにしましょう。新郎新婦が不在でもほったらかしと思われないような工夫が必要です。ゲストにより良い思い出を持ち帰ってもらえるように最善を尽くしましょう。以下で、実際に結婚式で使えるアイデアをまとめています。

待ち時間にできるおもてなし①ドリンクやお菓子を用意する

結婚式の待ち時間にはウェルカムドリンクを用意するのがマナーといっても過言ではありません。そのくらい定番のおもてなしです。結婚式の会場に着いたゲストにウェルカムドリンクをおもてなしして一息ついてもらいましょう。披露宴の前だけでなく二次会前にも使うことができますよ。

ドリンクの種類はアルコールの場合は度数の低いものを用意しておきましょう。ソフトドリンクはカフェメニューにあるようなものをチョイスすると良いです。夏は冷たい飲み物、冬は温かい飲み物などゲストに気を配ることも忘れてはなりません。ドリンクの相場は1人500円〜1000円程度になるように設定すると良いです。

また、手作りのお菓子を用意したり、ストローに一人一人の名前を書いたりとひと工夫入れることでゲストも満足感が高くなります。お菓子を手作りする場合は、クッキーやチョコレート、マカロンなど披露宴の料理に影響しないものがおすすめです。結婚式はゲストも何かと緊張するものです。プチギフトでゲストの心も小腹も満たされるはずですよ。

待ち時間にできるおもてなし②装飾

 

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挙式と披露宴の間は特に待ち時間が長く感じてしまいがちです。そのため、ウェルカムスペースなどの会場装飾には力を入れましょう。2人の思い出の写真を飾ったり、アルバムを制作してみてもいいですね。2人がどんな人なのか想像しながら披露宴開始まで待ってもらいましょう。

その他にもゲストテーブルにツリー状のオブジェを作って写真を飾ったという方もいらっしゃいます。テーブル内で見せ合ってゲスト同士の会話も弾むことでしょう。選ぶ写真はなるべくゲスト全員が写っている写真にすると良いです。

また、2人の好きな本や結婚式を作るために参考にした写真集などを置いておくのもおすすめ。1人で参加したゲストも手に取りやすいアイテムです。本や写真集を眺めていれば時間が過ぎるのも早く感じることでしょう。

待ち時間にできるおもてなし③寄せ書き

新郎新婦にメッセージを書いてもらうのも待ち時間を有効活用できるアイデアです。マタニティウェディングの場合は生まれてくる赤ちゃんに向けてのメッセージも素敵です。寄せ書きするものは紙やボードでも良いですが、写真やボールなど思い出のあるアイテムを使うのもおすすめですよ。ウェディングツリーを用意しておくのも良いでしょう。ゲストも待ち時間を無駄なく過ごすことができますよ。

寄せ書きしてもらったアイテムは結婚式後も思い出として自宅に残しておけるので、結婚当初の気持ちをいつまでも残しておくこともできます。

待ち時間にできるおもてなし④クイズ

ゲスト参加型のクイズを待ち時間を行うという方法もあります。これから入場してくる新郎新婦のタキシードやドレスの色当てや結婚式のテーマなど披露宴に繋がるようなことをクイズにすると盛り上がります。

また、クイズだけでなく赤ちゃんの名前を考えてもらうなどゲスト全員が参加できるちょっとした遊びを考えておきましょう。披露宴中に集計をして、答え合わせや結果発表をすることで会場もより盛り上がるはずですよ。

二次会まで待ち時間はより丁寧な案内を

冒頭でも説明したように二次会までの待ち時間は1.5時間〜2時間と長いです。新郎新婦は披露宴が終わってから、着替えや荷物の整理、式場スタッフへ挨拶などとやることが多くあっという間に時間が過ぎていきます。しかし、ゲストは荷物をまとめて、二次会の会場へと向かうだけです。時間を持て余してしまう可能性が高いので、ここでもゲストへの配慮が欠かせません。新郎新婦はできるだけゲストを待たせないようにスピーディに動くのはもちろんのこと、ゲストに丁寧なアナウンスをしておきましょう。

二次会会場はなるべく早めに開放してもらい、開始時間までゆっくりしてもらうのもいいですね。二次会会場に事前に相談しておきましょう。会場に入れるのが遅くなってしまう場合は、二次会会場近くのカフェやファミレスをいくつか案内しておくとゲストも休めるので有難いはずですよ。結婚式では引出物など大きな荷物を持つことが多いので、ゲストにあまり負担をかけないためにも式場のロビーや控え室を披露宴後も開放しておくのも一つの手です。

移動が負担になってしまうことを考慮して、ホテルや結婚式場など披露宴会場と同じ施設の別フロアで二次会を行ったという方もいます。移動を少なくすることで、ゲストの負担も軽減されます。高齢の方や妊婦の方などにも配慮することができますよ。その場合は、二次会までラウンジやホテル内のカフェで過ごしてもらいましょう。

まとめ


いかがだったでしょうか。

今回は結婚式の待ち時間を上手に使うアイデアをご紹介してきました。ゲストのことを思って、細かいところにまで配慮していけば、新郎新婦も気持ち良く結婚式を進行することができるはずです。もしかしたら、ゲストが結婚する際の参考にしてくれるかも!ぜひお手本となるようなおもてなしをしてみてくださいね。