結婚式にはバラを!取り入れたい演出まとめ

結婚式にはバラがよく使われます。それはバラに素敵な意味が込められているからです。今回はバラに関して解説していきます。バラにも種類があるので、ぜひここで知って、結婚式のアイデアを増やしていきましょう。

バラに込められた意味


昔からバラはプロポーズにも使われるほど、幸せの象徴として親しまれてきました。バラの花言葉にも「愛」や「美」などが存在します。しかし、それらの意味は赤いバラを指すことが多いです。実はバラは色や本数によって、意味合いが異なります。よく使われるバラの意味を見ていきましょう。

●赤いバラ

赤いバラは先程も言ったように「愛情」「情熱」「美」の意味があります。情熱的な愛を伝える赤いバラはプロポーズにも使用され、各国で愛されている花です。真っ赤なバラの花束を挟んで、愛を誓うカップルはまるで映画のワンシーンのようです。

●白いバラ

白いバラは「純潔」「尊敬」の意味があります。清らかな心で結婚式を迎えられるでしょう。結婚式に恩師や上司などを招待している場合は敬意を払って、白いバラをプレゼントするのもおすすめです。

●青いバラ

青いバラは「神様の祝福」「奇跡」という意味を持っています。「2人の愛を壊すのは不可能」という意味もあるので、愛を誓う結婚式に相応しいアイテムです。ブルーローズは薄紫色が美しく、ジューンブライドにもおすすめです。サムシングブルーの一つとしても取り入れることができますよ。

●ピンクのバラ

「上品」「感銘」の意味を持つピンクのバラも人気のアイテムです。エレガントな雰囲気で花嫁を引き立ててくれるでしょう。サーモンピンクの「マリーアントワネット」やシュガーピンクの「ブライダルピンク」、ショッキングピンクの「イブピアジェ」などピンクといってもさまざまな種類があります。好みに合わせて選びましょう。

●オレンジのバラ

「絆」「信頼」「無邪気」という花言葉があるオレンジのバラ。人との繋がりを強く感じさせるので、ゲストテーブルの装花におすすめです。ゲストと一緒に結婚式を盛り上げることができそうですよ。結婚式をサポートしてくれた人へのお礼に渡すのも素敵です。

バラには色々な咲き方がある

バラの品種は非常に多く、今では10万種以上あるとされています。花形も品種によって、異なるので知っておくと便利ですよ。ここでは代表的な5品種をご紹介します。

●高芯咲き

切り花のほとんどは高芯咲きです。中心部分が高くなっているのが特徴です。花びらが外側から広がっていくので、ボリューム感がありますよ。

●ロゼット咲き

結婚式の定番アイテムとして有名なロゼットのようなバラです。花芯から花びらが放射線状に伸びていくのが特徴です。真上から見ると花びらがぎっしり詰まっているので、華やかな印象になりますs。

●カップ咲き

カップ咲きはお椀のように丸みを帯びているのが特徴です。その見た目はとってもキュートで結婚式でも人気を集めています。会場装飾として一役買ってくれそうですよ。

●フリル咲き

フリフリのドレスのように花びらが波打っているのが特徴です。花びらの枚数は少なめですが、優雅で上品な印象を与えてくれます。大人っぽい雰囲気を作りたい方におすすめです。

●ナデシコ咲き

ナデシコ咲きは花びらの先端に細かい切り込みが入っています。通常のバラとは一味違う見た目で会場もより華やかになりますよ。小ぶりなので、プレゼントにも最適です。

バラを使ったおすすめの演出

バラを使った演出にはさまざまなものがあります。その中でもおすすめしたいアイデアをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

●ウェディングケーキにバラを

ウェディングケーキにバラの花びらを散りばめる演出は多くの人々から人気を集めています。見た目も華やかなので、ゲストにも喜ばれますよ。また、白いウェディングケーキに大きなバラのモチーフを飾るのもおすすめです。豪華なウェディングケーキに会場も盛り上がります。

●乾杯酒はローズワイン

披露宴の乾杯酒はローズワインにしてみてはどうでしょうか。通常の結婚式ではシャンパンかビールなので、他とは違う特別感を堪能することができます。2人の結婚を上品なローズワインで祝福してみましょう。ワインは苦手だという方にはローズスカッシュを出してあげてください。

●招待状にバラの香りをつける

招待状を送る際に一工夫するのも素敵です。招待状の中には地図や書類などさまざまものを入れますが、その中にバラの香りがするコロンを入れるのもおすすめです。封筒を開けると、バラの香りがふんわりとし、もらった側も嬉しいはず。ゲストへ幸せをお裾分けすることもできますよ。

ダーズンローズもおすすめ

ダーズンローズとは1ダースのバラのことです。1ダースは12本なので、12本のバラを贈る演出です。現在では結婚式でプロポーズの瞬間を再現する演出が人気を集めており、そこにダーズンローズが使われます。

12本のバラにはそれぞれ意味があり、感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠と結婚生活には必要不可欠な言葉が込められています。

ダーズンローズは挙式でも披露宴でも取り入れやすい演出なので、2人のスタイルに合わせてアレンジができるのも魅力の一つです。

おすすめの演出方法は2つあります。1つは挙式の際に新郎が入場する時にゲストから1本1本バラを集めながら祭壇まで進み、新婦が到着した際にダーズンローズを渡す方法です。ゲストと一緒になって作った花束を新婦に渡す瞬間は感動ものでしょう。

2つ目は披露宴の再入場の時にゲストにあらかじめ配っておいたバラを一人ずつ前に出てきてもらい、新郎に渡します。12本集まったら、新婦にダーズンローズを渡すという流れです。特にお世話になった人を選出し、一人ずつお祝いの言葉をもらいましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は結婚式では定番のバラについてご紹介してきました。バラの種類や意味を知って、2人だけの特別な結婚式を作りあげてくださいね。ここで紹介した演出を参考にゲストも一緒になって楽しめる企画を考えてみましょう。ゲスト一人一人のことを思いやりながら考えるのと、結婚式も自然と成功しますよ。