結婚式で平服指定の時は何を着ていけばいい?避けるべき服装は?

最近ではカジュアルな結婚式が人気を集めています。そのため、ゲストの服装も堅苦しいものではなく、少しラフな平服を指定されることもしばしば。招待状に平服指定があった場合はどのような服装で行けばよいのでしょうか。

ラフな格好だからといって、何でもいいというわけではありません。正しい知識を身に付けて、恥ずかしい思いをしないようにしましょう。今回は結婚式での平服について解説していきます。

結婚式の平服とは?

 

この投稿をInstagramで見る

 

Ayaka oka(@aaaykka)がシェアした投稿


平服というととてもカジュアルな普段着を想像しがちですが、実はそうではありません。平服の意味を知らず、ネットで検索してから結婚式に参列したゲストも少なくありません。事前に知識を身につけておくことでいざという時役に立つので、覚えておきましょう。

結婚式に来ていく服装は主に正礼服・準礼服・平服の3パターンがあります。それぞれの特徴を以下で説明していきます。

●正礼服

正礼服は最も格式の高い服装です。昼間の結婚式の場合、男性はモーニングを女性はアフタヌーンドレスの着ます。夜に結婚式を挙げるなら、男性は燕尾服、女性はイブニングドレスです。高級ホテルなど格式の高い結婚式では正礼服の指定があるところがほとんどです。一般的な結婚式でも新郎や新郎の父親は正礼服を着用します。ちなみに新婦が着るウェディングドレスも正礼服ですよ。

●準礼服

準礼服は正礼服より格式高くないが、改まった装いのことをいいます。結婚式に招待されたゲストは準礼服を着るのが一般的です。昼間の結婚式なら男性ディレクターズスーツ、女性はセミアフタヌーンドレスを着ます。夜の結婚式なら男性はタキシード、女性はカクテルドレスが一般的です。

●平服

平服は略礼装とも言われていて、結婚式で着ていく服装の中では最もカジュアルな礼服です。昼夜を問わず、男性はブラックスーツやダークスーツ、女性はワンピースやスーツを着ます。礼服ではないからとって、普段着のようなTシャツやジーンズで来ないようにしてくださいね。会場の雰囲気によって、服装が変わってくるので、心配な方は新郎新婦にゲストの顔ぶれを聞いてみるのもよいかもしれませんね。

平服はどんなコーディネートがベスト?

では一体、平服指定の場合はどのような服装をして行けばよいのでしょうか。オススメのコーディネートをご紹介していきます。

●男性ゲスト

男性はスーツが一般的です。ブラック、グレー、ネイビー辺りが無難でしょう。基本的にスーツは無地ですが、シャドーストライプなどの軽めの柄なら遊んでみてもよいでしょう。シャツの色は基本的に白ですが、華やかさを出すためにブルーやピンクを選んでも素敵です。淡い色だと主張し過ぎないのでおすすめですよ。ポケットチーフを合わせるとパーティー要素も足せます。足元はスーツの色に合わせて革靴を選びましょう。

●女性ゲスト

女性の場合、スカートかスーツが一般的だと言いましたが、お祝いの席であることには変わりないので華やかさを心掛けましょう。スーツの場合、ボトムスはスカートでもパンツでも問題ありません。きれいめのワンピースやセットアップがよいでしょう。靴は3cm程度のパンプスがおすすめです。ブーツやサンダルはNGなので気をつけましょう。

結婚式で避けておきたい身だしなみ

平服とは具体的にどんな服装か分かったところで今度は結婚式で避けた方がいい服装を解説していきます。無知で恥をかくことがないようにしっかり頭に入れておきましょう。

●新郎新婦より目立つ服装

結婚式の主役はもちろん新郎新婦です。結婚式は華やかさが大切ですが、あまり目立ち過ぎてしまう服装は避けましょう。過度な露出や奇抜なデザインの服装は控えておいた方が安心です。どうしても着たい場合は、上にストールを巻くなど対策を取りましょう。

●全身白い服装

新婦が着るウェディングドレスが白のように結婚式では白が新郎新婦のイメージカラーです。新郎新婦を衣装が被ってしまうことがないように全身白いコーディネートは避けるようにしましょう。新婦だけでなく新郎も白やライトグレーのスーツを着ることがあるので、男性ゲストも白い服装はやめておくのがベストです。

●全身黒い服装

全身が真っ黒な衣装は喪服を連想させてしまいます。女性で黒のワンピースを着るなら、上に羽織るボレロやジャケットは黒以外の華やかなものがおすすめです。バッグや靴とのバランスを見ながらコーディネートしていきましょう。

●ファー素材の服装

あたたかくてゴージャスなファー。寒い時期に着たいという方も多いのではないでしょうか。しかし、ファー素材は毛が飛んで他のゲストの衣装を汚してしまったり、料理に入ってしまったりすることもあります。新郎新婦やゲストが気持ちよく結婚式を進めるためにもファー素材のアイテムは避けるべきです。防寒着として着ていく場合は必ずクロークに預けるようにしてくださいね。

コートのように大胆にファー素材が使われていなくても、バッグや靴の一部に使われていることもあるので、小物を選ぶ際はよく見るようにしましょう。ファーと同じくアニマル柄もNGなアイテムなので、頭に入れておいてくださいね。

平服時の小物・アクセサリーの選び方

平服に合わせるバックやアクセサリー、ヘアメイクは上品さと清潔感を意識しましょう。素材がシンプルな場合はエレガントなデザインにするなどバランスを考えることが大人っぽい雰囲気をつくるコツです。バックは大型のものを避け、サテン地やベッチンなどがおすすめ。アクセサリーはあまりキラキラと光らないものがよいです。

ロングヘアの方は食事の時に髪の毛が落ちないようにアップスタイルにするのが一般的ですが、食事の時に邪魔にならなければ自分が一番似合う髪型にアレンジしてみましょう。束ねた髪を後頭部で緩くまとめるシニヨンもおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は結婚式で平服指定をされた時の対策をお伝えしました。この記事で平服がどのようなものかお分りいただけたかと思います。結婚式に招待されたら、どんな服装で行こうか早めにイメージしておくことが大切です。悔いのないように華やかな衣装で新郎新婦を祝福してあげましょう。