結婚式で左利きの人が困ることは?その対処法を解説!
日本の全人口の中で10人に1人は左利きだと言われています。左利きの方は日常生活の中でも何かと不便な部分が多いのも現状です。結婚式のあらゆる場面でも不便さが出てきてしまうため、ゲストにストレスを与え兼ねません。少しでも満足できる結婚式になるように細かい部分まで配慮することが大切です。今回は結婚式でできる左利きのゲストに向けた配慮を詳しく解説していきます。これから結婚式を挙げる新郎新婦は必見ですよ。
結婚式で左利きのゲストが不便なこと
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結婚式で左利きのゲストが不便だと感じることは主に以下の2種類が挙げられます。特にこの2つは結婚式の全体的なイメージを左右するので、しっかりとした対策が求められます。
■受付
まず、結婚式に参列する左利きのゲストが困ることといえば、受付時に名前を書く時でしょう。ペンの位置が右側にあってはスムーズに取れません。特に大きな荷物を持っているゲストは手こずってしまうため、対策が必要です。ペン立てを一部だけ左側に設置したり、手渡しにしたりすることでスムーズに動けますよ。左利きのゲストがどのくらいいるかで対策を考えていきましょう。
■食事
食事のカトラリーの位置にも注意が必要です。左利きが通常のカトラリーの位置で食事をすると食べづらく、ストレスがかかります。左利きのゲストには通常のカトラリーの位置と反対にして並べることが望ましいです。多くの方に満足してもらうためには些細は心遣いが大切になってきます。左利きのゲストと右利きのゲストのバランスを考えて、席順にも気を配っていきましょう。
左利きのゲストにできる配慮
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左利きのゲストがいた場合、結婚式で新郎新婦ができる配慮は空間に余裕を持たせることです。ペンの位置やカトラリーの位置を逆にしても右利きのゲストが多数いることを忘れないでください。ゲストとゲストの感覚が狭い場合、受付時や食事中に右利きと左利きが一緒になると、ぶつかってしまう可能性もあります。ゲストの人数に合わせて、空間に余白を持たせておくと、多くのゲストが快適に過ごせるでしょう。会場の広さやテーブルの並べ方など工夫してみてください。
また、稀に字を書く時は右、食事は左といったように用途で使い分ける方もいらっしゃいます。そのような時もゲストが手こずらないように事前に確認を取ることが大切です。ゲスト全員の情報を把握しておけば、トラブルの危険性も回避できますよ。招待状で確認を取るのもおすすめの方法です。
ちょっとした心遣いでゲストに満足してもらえるような結婚式にしましょう。
左利きの人でも結婚指輪は左手薬指につける?
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婚約指輪や結婚指輪は一般的に左手薬指にします。この習慣は古代エジプトからの起源です。古来より左手薬指は一番心臓に近いとされ、心臓の中にある感情で愛を繋いでいました。中世のヨーロッパになると、この言い伝えは薄れ、右手の中指や人差し指にはめることも増えていきましたが、日常生活で邪魔にならない左手薬指につけることがここでも多かったため、その名残が現在にもきているようです。
当初のヨーロッパでは右利きの人が多かったため、婚約指輪や結婚指輪は左手にはめるものとして認知されてきましたが、左利きが一定数いる日本ではどうなのでしょうか。
結論から言うと、婚約指輪や結婚指輪はどの指につけても構いません。しかし、指にはそれぞれ意味が込められているので、それらを踏まえて考えていくとよいでしょう。左利きの人は日常生活でも左をメインに使います。そのため、指輪が邪魔になってしまうこともあります。左利きの人で左手にはめるのが嫌なら別の指で対応しましょう。
婚約指輪や結婚指輪は2人の愛や絆を象徴するアイテムですが、そこに固執しないのであれば、無理に指輪をしなくても構いません。2人が納得いく形で決めていきましょう。大切な記念日だけつけるという方も。
左利きの新郎新婦が取り入れたい行動
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自分が左利きで結婚式を挙げるという方も多いはずです。料理の際にカトラリーの位置を逆にする他、やっておくと便利なことがあるので、ご紹介していきます。スムーズに結婚式を進められるように自分たちのやりやすい方法を考えていきましょう。
■写真の写り方を工夫する
結婚式の写真の写り方を意識したことがあるでしょうか。一般的に新郎が右側、新婦が左側に並んでいます。これは古代ヨーロッパで新郎が右手で剣を持ち、左手で盾を持ったのが始まりだと言われています。
それらの意味を知らずに何となく新郎が右、新婦が左としている場合はそのスタイルを崩してみてもいいかもしれませんね。人前式やオリジナルウェディングの場合は常識やしきたりに捉われず、自由なスタイルで結婚式を進めることができます。自分たちが進めやすい配置で結婚式を進行してみてください。2人らしさが全面に出て、ゲストも満足してくれるはずですよ。
ただ、ゲストによっては理解しがたいことも。そのような方のために経緯を説明してあげることも忘れないでくださいね。
■グローブの持ち方を変える
現在では新郎は先程ご紹介した剣の代わりに右手にグローブを持って、新婦をエスコートします。そのため、左利きだと右手にグローブを持つのは違和感を感じるかもしれません。新郎新婦の並び順は変えないにしても、アイテムを持つ手を変えるのもちょっとした工夫です。ただ、挙式スタイルによって、ルールがあるので、自由にできない場合もあるので事前の確認が必要です。厳粛なチャペルで行う教会式はより格式の高い挙式になるため、決まり事が多いです。ウェディングドレスなど着る衣装にも指定があるので、注意しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は結婚式で左利きのゲストが困ることとその対処法について解説してきました。自身が左利きであれば想像することは簡単ですが、右利きである場合はなかなか思いつかないかもしれません。もし、身近に左利きの家族や友人がいたら、どんな時に困るのか聞いてみるのもおすすめです。
また、新郎新婦が左利きだった場合は並び順やアイテムの持ち方を改善することで違和感なく結婚式が進められます。皆が気持ちよく過ごせるように考えていきましょう。