結婚式で使うブルースターとホワイトスターの意味とは

結婚式でよく使われる花の種類に「ブルースター」と「ホワイトスター 」があるのは知っているでしょうか。花の形が可愛らしく、花言葉が結婚式にぴったりだと人気です。今回はブルースターとホワイトスターの特徴とおすすめの使い方をご紹介していきます。

ブルースターとは


ブルースターはその名の通り、青色で星に似た形をしています。5月〜9月に咲く花でジューンブライドにぴったりです。花言葉も「幸福な愛」「信じあう心」で結婚式に相応しいアイテムとして人気を集めています。

ブルースターは花が咲き始めてから薄い青、濃い青、ピンクへと色が変わっていくのも特徴です。結婚式後に自宅で育てていく楽しさもあります。ブルースターはもともと切り花用に栽培されていたので、自分で育てる場合にはちょっとした気配りが必要です。特に水に弱いため、過湿にならない水はけのよい場所で育てましょう。室内で育てるなら、明るい日当たりの良い窓辺が良いです。

最近では、ブルースターのドライフラワーも人気。ドライフラワーは初心者でも簡単に作ることができるので、結婚式用に手作りしている方も増えていますよ。自分たちで手作りすれば、費用も抑えることができますね。ドライフラワーなら、結婚式で型崩れする心配もありません。結婚式後もインテリアとして使うことができますよ。他にもブルースターを使ったブライダル演出があるので、以下でご紹介していきますね。

ブルースターを使ったブライダル演出

結婚式ではいたるところでブルースターが使えます。ブーケや髪飾り、会場装飾にも活用できますよ。ブーケにするなら、小さな丸い花を持つかすみ草との相性が良いです。可愛らしく女性的な印象を与えてくれますよ。ジューンブライドなら、紫陽花との組み合わせも素敵です。ブルーやパープルは清楚で上品なイメージを作り出してくれます。もちろん寒色系のブーケだけでなく、ピンクや黄色などの明るい色にもブルースターは合います。ブルースターの小花がアクセントとしてブーケにまとまりを出してくれます。

髪飾りに使う場合は、全体にブルースターを編み込んでみましょう。結婚式ならではの華やかさが演出できますよ。生きた花を使うことでナチュラルな印象にもなります。結婚式のコンセプトと合わせてイメージを固めていきましょう。

また、ブルースターは「サムシングブルー」にも活かすことができます。サムシングブルーとは「サムシングフォー」の一つです。サムシングフォーはヨーロッパには昔からある言い伝えであり、結婚式でサムシングニュー・サムシングオールド・サムシングボロー・サムシングブルーの4つのものを身につけると永遠に幸せになれると言われています。ヨーロッパではこれらを目立たない場所につけるのが一般的で、サムシングブルーの意味である青いものをさりげなく身につけるには、ブルースターがぴったりなのです。

サムシングブルーに使える花はブルースターの他に、「家族の結び付き」とい意味を持つ紫陽花や「奇跡」「神の祝福」という意味のブルーのバラ、「永遠の幸福」という意味を持つブルーのカーネーションなどがあります。結婚式を挙げる季節や自分たちが気に入った花言葉から選んでみてもいいですね。ちなみにブルースターは3月8日と4月14日の誕生花でもあるので、誕生日にちなんで取り入れてみるのも素敵なアイデアですよ。

ホワイトスターとは

 

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ブルースターと並んで、結婚式でよく使われる「ホワイトスター 」。実はブルースターと同じ植物で、ガガイモ科オクシペタルム属です。ホワイトスターは濃い白色のような透明感のない色が特徴で純白のウェディングドレスとの相性がいいですよ。花言葉はブルースターと同じ意味を持っています。「幸福な愛」は結婚式を祝うブライダルフラワーであることから、「信じあう心」は寄り添って咲く星形の花から来ています。そのため、ホワイトスターは結婚式当日だけでなく、「君の中の一番星になりたい」とプロポーズに渡すことも多いのだとか。

旬の時期はブルースターと同じく、5月〜9月ですが、ホワイトスターは1月5日の誕生花としても親しまれています。誕生日のプレゼントとして贈られることもあり、使い道は様々です。

手触りはやわらかいフェルトのよう。天の川の星ように集まって咲くホワイトスターには花弁が丸い一重咲、半八重咲き、八重咲きがあります。葉や枝を傷つけてしまうと白い乳液が出るので、栽培する際は肌荒れをしないように注意しましょう。

花弁が星型の花をオキシペタルム属と呼びますが、ブルースターやホワイトスター の他にも紅色の花を咲かせるレッドスターや濃いピンク色の花を咲かせるローズスター(ピンクスター)があります。こちらも結婚式におすすめなので、ブーケやアクセサリーとして活用してみてくださいね。

ホワイトスターを使ったブライダル演出

ホワイトスターはブルースターと同じようにあらゆるものに取り入れることができます。ここでは特におすすめの使い方をご紹介していきます。

まず初めにご紹介するのが「王冠」です。ホワイトスターとジャスミンの組み合わせがおすすめ。間に新緑の葉っぱを入れることでナチュラルで存在感のあるウェディングドレス姿になります。純白のドレスにぴったりなアイテムです。披露宴のお色直しや二次会などカジュアルな雰囲気に合いますよ。厳粛な印象からガラリと雰囲気を変えてみましょう。さらにガーデンウェディングにもおすすめです。お花畑にいるような優しい雰囲気を作れます。

次にご紹介するのが「ブートニア」です。もちろんブルースターのところで紹介した全体に混ぜるというやり方も素敵ですが、ホワイトスターはユリなど大きな花の引き立て役にぴったりです。リボンの上を覆うようにホワイトスターで囲んであげましょう。

まとめ


いかがだったでしょうか。

今回は近年、結婚式で人気となっているブルースターとホワイトスターの特徴や意味をご紹介してきました。ぜひご紹介した飾り方を真似して、素敵な結婚式を作り上げてくださいね。

ブルーは爽やかな印象に、ホワイトは清楚な印象を与えてくれます。自分たちのイメージに合う組み合わせで活用してみましょう。