様々な演出が可能!結婚式でテーブルラウンドをしよう!

新郎新婦がゲストテーブルをまわる演出のことを「テーブルラウンド」といいます。テーブルラウンドはやり方も自由で個性を取り入れやすい演出の一つです。しかし、自由な余り、何をしたらいいか迷ってしまう方も多いはず。そこで、今回はテーブルラウンドを使った演出のアイデアをご紹介していきます。演出を行う際の注意点もお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

テーブルラウンドとは

 

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テーブルラウンドとは、冒頭でも言ったように新郎新婦が挨拶をしながらゲストテーブルを一つ一つ回っていく演出です。結婚式当日は何かと慌ただしく新郎新婦とゆっくり話す時間があまりありません。新郎新婦自らがゲスト席へ出向くことでゲストとのコミュニケーションの時間を割くことができます。ゲストも自分の席に長くいれるので、ゲスト負担が軽減されるのもメリットの一つですよ。ゲストに感謝の気持ちをしっかり伝えたいという方におすすめの演出です。

テーブルラウンドを使った演出

テーブルラウンドを取り入れた演出にはどのようなものがあるでしょうか。ここではおすすめの演出方法を5つご紹介していきます。演出を考える際の参考にしてみてくださいね。

・キャンドルサービス

キャンドルサービスはテーブルラウンドの中でも人気の演出です。新郎新婦が火のついたトーチを持ってゲストテーブルに挨拶にいきます。通常、キャンドルはテーブルの真ん中に設置され、新郎新婦の手によって火が灯されます。

キャンドルサービスは訳すと「燭火」や「礼拝」という意味です。キャンドルは古くから悪魔や邪気を払うための道具として使われてきました。聖なる天使を呼ぶ効果もある炎は結婚式に参列してくれたゲストへ幸せを運ぶとも言い伝えられていますよ。また、キャンドルには「無償の愛」という意味も込められています。これから一緒に歩んでいく2人の象徴ともいえるでしょう。

・テーブルラウンドフォト

各テーブルのゲスト一人一人との写真を残せる「テーブルラウンドフォト」。ただ写真を撮るだけでなく、ポーズが書かれたカードを引いてもらいそのポーズで写真に写ってもらうというやり方です。ゲストもポーズに迷うことなく、盛り上がれますね。撮った写真は後日、共有アルバムを作るかハッシュタグをつけてSNSに投稿してみましょう。

ポーズカードはDIYすることで2人のオリジナリティも出せそうです。ポーズは時間的な問題もあるので、各テーブごとに決めておいてもよいでしょう。

・フラワーサービス

ゲスト一人一人にお花を渡していくテーブルラウンドも魅力的です。お花を渡しながら、ゲスト全員に感謝の言葉を伝えることができますよ。お花は一輪にしてもブーケにしてもよいです。ゲストからお花を一輪ずつもらい、花嫁のブーケにしていくという逆パターンの演出を行なっている方もいます。2人らしいアイデアを盛り込んでみてくださいね。

最近では、生花だけでなく造花を配るのも人気を集めています。造花の方が持ち帰りがラクなので、ゲストの負担も軽減できますよ。持ち帰った後もインテリアとして活用できるのは大きなメリットですね。

・果実酒テーブルラウンド

少し変わったテーブルラウンドをご紹介します。果実酒テーブルラウンドは新郎新婦が大きなボトルを持って、各テーブルにいるゲストに好きな果実を入れてもらい、オリジナルの果実酒を作るという演出です。見た目も華やかで盛り上がる演出として近年人気を集めています。果実酒ができる頃に新居に遊びにきて欲しいという2人の願いを込めることもできますよ。もちろん、結婚式を振り返りながら、2人で飲むのもいいですね。

お酒が飲めない場合は炭酸水を入れることで、フルーツサイダーになります。世界に一つだけのドリンクをみんなで完成させましょう。

・鏡開きテーブルラウンド

新年に結婚式を行うなら、鏡開きの演出がおすすめです。各テーブルに日本酒を入れた小さめの樽を用意しておきましょう。お酒ではなく、ジュースやお菓子でも構いませんよ。新郎新婦が各テーブルをまわり、掛け声とともに鏡開きをしていきましょう。和婚をするという方はぜひ取り入れてみてくださいね。

 

テーブルラウンドを成功させるコツ

 

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テーブルラウンドを成功させるポイントは「ゲストを巻き込む」ことです。ゲストにまわすアイテムを1人ずつ持ってもらったり、掛け声を一緒にしてもらったりゲストも一緒になって盛り上がる進行をしていきましょう。

また、演出をするときにゲストがドリンクを取りに行っていたり化粧室に行っていたりと席を外してしまっている場合があります。プランナーさんや司会者と連携して、演出が始まる少し前に席を立たないようにアナウンスしておくとよいでしょう。

時間通りにするポイントは?

 

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テーブルラウンドで注意していただきたいのが時間配分です。テーブル数が多いと、1テーブルあたりの時間が短くても相当な時間がかかります。演出が押して、結婚式自体が長引いてしまっては、式場にもゲストにも迷惑がかかります。計画をする際は1テーブル何分以内に収めるのか目安を決めておきましょう。特に写真撮影で時間がかかるため、撮影はプロのカメラマンさんを用意したり代表のゲストに頼んだりして対策をしておくとよいです。

また、テーブルラウンドでは各テーブルをまわりますが、特に花嫁はウェディングドレスを着ているため動きにくい場合も。式場のスタッフに当日裾を持ってもらうように伝えておくのもおすすめですよ。

まとめ


いかがだったでしょうか。

今回はテーブルラウンド演出についてご紹介しました。テーブルラウンドには様々な演出方法があります。どれも意味のある素敵な演出なので、自分たちの好みや想いと照らし合わせながらどれにするか選んでみてくださいね。ゲストと一緒になって盛り上がるためにも、まずは新郎新婦が楽しんで進行しましょう。写真を撮る際はフォトプロップスやポーズの指定があるとより楽しむことができそうです。