海外風の結婚式が可能!エスコートカードの魅力とは

エスコートカードは海外の結婚式でよく使われるアイテムです。日本の席札や席次表のような存在ですが、違いはどのようなところにあるのでしょうか。今回はエスコートカードの意味や使われ方を解説していきます。おしゃれな結婚式を挙げたい方は必見ですよ。

エスコートカードとは

 

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エスコートカードとは披露宴や二次会で自分がどの席に座るか知らせるカードのことを指します。日本では受付で席次表を受け取り、自分の席を確認しますが、海外では名前とテーブル番号が書かれているカードを見るだけで瞬時に自分の席が分かります。

海外では日本のように席が固定されているわけではないので、指定された番号や記号のテーブル内であればどこに座っても構いません。

よく席札と間違われますが、席札は席に着いた際に置かれてるカードのことです。エスコートカードは席までの案内を目的としています。そのため、日本でエスコートカードを取り入れる際は席札をセットで準備していることがほとんどです。

エスコートカードを使うメリット

エスコートカードを結婚式で使うメリットは主に以下の4つ。それぞれ特徴を見ていきましょう。

■手作りしやすい

エスコートカードはDIYしやすい点が魅力です。名前とテーブル番号だけ記載すればいいので、全員の名前を書かないとならない席次表より非常に簡単です。100円ショップなどの材料で作れるので、コストも抑えることができます。結婚式費用を節約したい方はぜひ試してみてください。作り方は後ほどご紹介します。

■2人の個性が取り入れられる

手作りできるということは、それだけ2人の好きなようにアレンジできるということです。結婚式のテーマに合わせて、自由に制作してみましょう。ウェルカムスペースに飾っても素敵ですよ。エスコートカードは日本ではまだまだ少ないので、ゲストの印象にも残りやすいでしょう。

■ゲストが自由に席を決められる

先程も言ったようにゲストはテーブル内で自由に席を決められます。よりアットホームな雰囲気になり、カジュアルな結婚式が叶いますよ。演出次第では、ゲスト同士の会話も弾みそうです。

■招待数の偏りを気にしなくていい

席次表にはゲストの全員の名前や肩書きを書きますが、エスコートカードの場合は他のゲストの情報は書かれません。両家の招待数のバランスを考えなくてもいいのがメリットです。結婚式が始まるまで誰が来るか楽しみですね。

エスコートカードの作り方

エスコートカードはさまざまなアレンジが可能です。そのため、デザインごとに作り方は変わってきますが、ここでは基本的なエスコートカードの作り方と入れる情報を解説していきます。

お伝えした通り、エスコートカードは名前とテーブル番号を記載するだけで簡単に作れます。作り方は手書きでもパソコンでも構いません。手書きの場合は手作り感を感じられ、パソコンの場合は簡単さがより実感できます。それぞれメリットがあるので、スタイルに合わせて作っていきましょう。

パソコンで作る際はネット上にあるテンプレートや素材を活用するとよいです。100円ショップにあるスタンプを使っても手作りできます。

プラスアルファでマスキングテープを貼ってもいいし、リボンをつけてもおしゃれですよ。以下でエスコートカードのアレンジアイデアをご紹介していくので、取り入れてみてくださいね。

エスコートカードのアイデア

 

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エスコートカードのアレンジは自由自在。2人らしさが前面に出るように工夫して作ってみましょう。ここではおすすめのアイデアを5つご紹介していきます。

■シンプルに立てる

エスコートカードの最もスタンダードな飾り方は厚紙を2つ折りにして立てるだけ。簡単に作れるだけでなく、ゲストも受け取った後にポケットにしまいやすいです。シンプルなデザインなので、大人っぽい結婚式から可愛らしい結婚式まで使える幅が広いのも特徴です。使用する紙の色によって印象が違うので、配色を考えながらコーディネートしていきましょう。

■プチギフトとしてタグをつける

小さな瓶にタグとしてエスコートカードのつけるのも素敵なアイデアです。プチギフトとしてゲストに持って帰ってもらうこともできますよ。つけるアイテムは瓶ではなく、靴下やハンドクリームなど日常生活で使えるものでも。見た目も可愛らしいので、おすすめです。写真映えもするので、ゲストにたくさん写真を撮ってもらいましょう。

■ウェルカムドリンクにする

エスコートカードはカードで使用しなくても問題ありません。自由な発想でゲストを驚かせてあげましょう。披露宴の始めに配るウェルカムドリンクのグラスに名前を入れてみるのもおすすめですよ。ドリンクをサーブしながら席までエスコートしてくれるので、ガーデンウェディングにもぴったりのアイデアです。

■フォトカードに付ける

事前にゲスト全員のチェキを撮影して、エスコートカードをつけるのも素敵です。自分の席が分かるだけでなく、ゲスト全員の顔が把握できるためゲストも大いにも盛り上がってくれるでしょう。アットホームな温かい気持ちで2人を祝福してくれるはずですよ。結婚式が終わっても2人の思い出としていつまでも残ってくれそうです。

■装花と一緒にコーディネート

エスコートカードに装花をつけておき、ゲストが席に着いたら1つの瓶に入れてもらいましょう。全員が集まる頃にはテーブルにある装花のよう大きなブーケになります。ゲストを案内してくれるだけでなく、テーブル装飾としても役立つのは嬉しいですね。季節のお花や好きなお花を取り入れるとゲストからも好印象です。装花と合わせて、2人らしいアレンジで会場を華やかにしてみましょう。

まとめ

 

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いかがだったでしょうか。

今回は日本ではまだ馴染みの少ない「エスコートカード」について解説してきました。エスコートカードは非常に自由の高いウェディングアイテムです。ゲストにとっても新郎新婦にとってもラフな結婚式が楽しめるでしょう。

ただ、年配の方や伝統にこだわりのある方には理解されにくい可能性があるので、エスコートカードを取り入れる際はその旨を招待状や受付で伝えておくとよいでしょう。皆がリラックスして楽しめる結婚式を実現させてくださいね。