国内でもできる!?世界の面白い婚礼儀式
世界にはさまざまな婚礼儀式があります。ロマンチックなものから今まで聞いたこともないような驚くものまで種類豊富。今回は世界のユニークな婚礼儀式について解説していきます。国内でも取り入れられる演出もご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
世界のユニークな婚礼儀式①ヨーロッパ
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まずはヨーロッパから見ていきましょう。ヨーロッパならではの文化が取り入れられていますよ。
■ドイツ
ドイツの結婚式では新郎新婦にキスを求めるのが風習です。キスを挨拶とするヨーロッパならではの文化ですね。新郎新婦が少しでも席を離れれば、女性ゲストは新郎に男性ゲストは新婦に群がります。日本でこの儀式を取り入れたら、ヤキモチを焼かれてしまいそうですよね。
■ロシア
ロシアではシャンパンを飲み干した後、紐で結ばれたグラスで割る風習があります。ロシアでは割れた破片の数だけ幸せがやってくると言い伝えられていて、中にはグラスだけでなくシャンパンの瓶まで割るという方もいます。日本では「割れる」「切れる」といった行為は結婚式には相応しくないといわれているので驚きですよね。
■スコットランド
スコットランドの一部の地域では新郎新婦がゲストに黒い液体をかけられるという風習があります。液体の中身は魚や豆、卵などが混ぜられていて、決して綺麗なものではありません。結婚式前夜に黒い液体をかけられながら街中を逃げ回るので、別名「いじめのような儀式」と言われていますが、スコットランドの伝統的な祝福方法の一つなのです。この儀式を2人で一緒に乗り越えることでお互いの絆が深まるとも言われていますよ。
世界のユニークな婚礼儀式②アメリカ
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続いてはアメリカです。アメリカではそれぞれの地域の文化や土地柄が結婚式にも影響していきます。早速、見ていきましょう。
■ネバダ洲
ネバタ州はラスベガスで有名な地域です。この地域には「ドライブスルー婚」というものがあります。これは、オープンカーに乗った状態で牧師の祝福を受けられる儀式です。予約もいらないので、まさにドライブスルーですね。
日本では婚姻届を出せば、結婚式をしなくても婚姻関係を続けることができますが、アメリカでは小規模であっても結婚式を挙げなければなりません。そのため、手軽に行えるドライブスルー婚が復旧したのです。アメリカならではのユニークな発想ですね。
■アフリカ系アメリカ
アフリカ系アメリカ人の結婚式はほうきを使います。その名も「ジャンプ・ザ・ブルーム」。手を繋いだ新郎新婦がほうきを上を飛び越える儀式です。
起源は南アフリカにあり、悪霊を祓うために新郎新婦の上でほうきを振ったことが始まりだと言われています。日本にある神道のお祓いのようなイメージです。祖先の想いを大切に現在も行われている儀式ですが、最近ではより高く飛んだ方が家庭で優位にあるともされています。
世界のユニークな婚礼儀式③アジア
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最後はアジアです。日本と近いアジアですが、婚礼儀式は驚くほど違います。興味のある国で挙げるのも一つの選択肢ですよ。
■中国
中国には珍しい風習がたくさんあります。例えば、結婚式当日に新郎が高級車に乗って新婦を迎えにきたり、披露宴でのゲストの服装は普段着だったりとカジュアルな雰囲気です。
特に中国では「8」が縁起のよい数字とされ、8のつく日に結婚式を挙げる方が多いのも特徴です。しかも、新郎新婦が入場する時間まで8にこだわっているといいます。
■インド
インドの結婚式は派手に行われるのが特徴です。その費用はなんと年収の4倍近く。準備期間も1年ほど前から進める方がほとんどです。結婚式の日数も長く、短くて3日間、長いと1週間ほど行われます。
基本的に誰でも入場可能なので、招待状を持ってくる必要もありません。新郎新婦を祝福する気持ちがあれば、自由に飲食可能です。ただ、宗教上お酒が飲めないので、飲み物はすべてソフトドリンクが持ち込まれます。
インドの結婚式では新婦は手足に「ヘナタトゥー」を入れます。結婚しても幸せに暮らせるようにと願いが込められ、濃く染まるほど「新しい家族から大切にされる」と言われています。結婚指輪も手ではなく、足につけるのが一般的です。
■タイ
タイは仏教大国です。そのため僧侶による読経から結婚式が始まります。その後、「聖糸」と「聖水」の儀式が執り行われるのが一般的です。「聖糸」は僧侶が新郎新婦の頭に巻き付ける1本の白い紐のことを指します。2人の結びつきとも言える聖糸を結んだら、今度は2人の結婚生活が清らかなものになるよう「聖水」を新郎新婦の手にかけます。神秘的な儀式で2人を祝福するのがタイならではの婚礼儀式です。
国内でも取り入れられる演出
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ここからは国内でも気軽に取り入れることができる婚礼儀式をご紹介していきます。それぞれ意味ややり方を押さえて、自分たちの結婚式のテーマに合わせて選んでみてください。
■サンドセレモニー
新郎新婦が違う色の砂を瓶に注ぐ儀式です。砂は一度混ぜると、分けることができないので結婚式の儀式にも相応しいとされています。出来上がった作品は新居のインテリアとしても飾ることができるのでおすすめです。無駄なく活用できそうですよ。入れ物は砂がよく見えるように透明なガラス素材がよいでしょう。ハート型や星型など形にこだわるのもおすすめです。
■ジャイアントフラワー
バージンロードやメインテーブルの装飾に大きな装花を飾ってみてはどうでしょうか。海外でも注目を集めている演出で永遠の愛を伝えるとともにゲストへ幸せをお裾分けすることができます。大きな装花はインターネットでも注文できますが、自分の好みに合わせて手作りするのもおすすめです。
■ブライズメイド・グルームズマン
中世のヨーロッパでは新郎新婦の付き人が2人と同じ格好をして、悪魔を追ひ払う風習があります。2人の幸せを守るサポーターとして特に仲のよいゲストに依頼してみてはどうでしょうか。より華やかな演出をしたい方におすすめです。
まとめ
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いかがだったでしょうか。
今回は世界で行われているユニークな婚礼儀式を取り上げてみました。内容によっては、日本でも気軽に取り入れられるので、ぜひ真似してみてくださいね。
人とは違う個性豊かな結婚式にしたいなら、国内だけでなく海外にも視野を広げてみてはいかがでしょうか。