今さら聞けない!ダイヤモンドの基本を知りたい!

一生に一度の大勝負と言えるプロポーズ。そんな大イベントに欠かせないのが指輪ですね。指輪の主役になる宝石はたくさん種類がありますが、やっぱりダイヤモンドはその中でも絶対的存在です。
今回はそんな宝石の王様、ダイヤモンドの基本についてご紹介します。

ダイヤは4つの”C”がカギ!

ダイヤモンドだけでなく宝石において共通する、この4つの”C”とは一体なんなのか見ていきましょう。

Calat(カラット)

宝石に関する言葉で一番耳なじみがあるのではないでしょうか。カラットとは重さのことを表します。1カラット=0.2gになります。一般的に1カラットの宝石は存在感のある大きなイメージになりますので、その分お値段が張ります。

Cut(カット)

宝石の美しさを最大限に引き出す大事な要素ですね。その技術は、定番的なラウンドブリリアントカット(イラストでも見るような58面体のカット)からハート形に見えるハートシェイプカットまで様々な種類がありますので、パートナーがどのようなデザインを好んでいるのか普段からリサーチしておくことが大切です。

Color(カラー)

次にカラーです。一般的なダイヤと言えば透き通ったクリアなカラーをイメージしますが、ブルーダイヤやイエローダイヤなど実に豊富なカラーがあります。
ここではクリアなダイヤを選ぶ際のカラーグレードをご紹介します。
クリアなダイヤをよく見ると、無色からうすい黄色といった変化があります。この段階を一番無色がD、一番黄色みがかった色がZと表記することが多いです。無色から数えた3〜4段階になってくるとプロでも見分けることが難しいと言われています。
カラーのグレードはお店によって認識が変わってきますので、店員さんとよく話し合って購入するようにしましょう。

Clarity(クラリティ)

言わば、どれだけ純正であるかということですね。不純物が混ざっていないか、品質そのものということになります。クラリティにはかなり差があり、肉眼で内包物が見えるものもあります。グレードが高く、良いダイヤになると10倍拡大して見ても内包物は見つかりません。
婚約指輪として選ぶ際は10倍拡大して見た時に、内包物の発見が困難なVS2のグレード以上のものを選ぶことをオススメします。

カットの評価段階

定番カットデザインであるラウンドブリリアントカットには、カットの段階評価があります。下から、Poor・Fair・Good・Very Good・Excellentとなり、この段階次第で輝き方に雲泥の差が生まれます。ただ単にカットの技術ではなく、全体的のバランスやプロポーション・研磨技術を含んだ評価になります。婚約指輪として選ぶ際はVery Good以上がいいですね。

グレードも大切だけど……

ダイヤの品質ももちろん大切ですが、なによりも大切なことは『相手が喜ぶ』この感情を忘れないことです。一生に一度の素敵なプレゼント、運命のものと出会えるといいですね。