ブライズメイドってどんな演出?役割とおすすめの方法を解説!
結婚式でゲストと一緒になって楽しめる演出はたくさんあります。
しかし、フラワーシャワーやキャンドル演出など準備や手間がかかるものも多いのも事実。そのため、やりたいけど断念してしなったという演出もあるはずです。
今回ご紹介する「ブライズメイド」はシンプルな演出で準備するものも数多くありません。ブライズメイドとは何なのでしょうか?意味や役割を解説していきます。また、おすすめの演出方法もご紹介していくので、これから結婚式の演出を考えるという方はぜひ参考にしてみてください。
ブライズメイドとは
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ブライズメイドとは花嫁をサポートする介添人のことを言います。結婚式で花嫁とお揃いの衣装を着ていたり小物を身につけていたりする女性たちを見たことがあるかもしれません。彼女たちがブライズメイドと言われる役割を担っています。一般的に姉妹か未婚の友人に頼むことが多く、花嫁の着替えや移動など全面的にフォローします。
ブライズメイドの役割
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ブライズメイドは通常、2〜5人で構成されますが、起源であるヨーロッパでは人数が多ければ多いほど格式が高いとも言われています。もともと、中世のヨーロッパでは純白な花嫁は悪霊に取り憑かれやすいと言い伝えられてきました。そこで花嫁と同じ格好をすることで悪霊の目を紛らわせ、花嫁を守っていたそうです。その名残が現在にも残っています。
このような由来があるブライズメイドですが、現在の役割は当時のものと異なります。冒頭でも説明したようにブライズメイドは花嫁のサポート役です。会場や装飾などの準備から当日のお世話まで結婚式に関するあらゆることを手伝います。結婚式前に女性だけで行うブライダルシャワーの企画や準備をするのもブライズメイドの仕事ですよ。
ゲストに依頼するときの注意点
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ブライズメイドをゲストにお願いする際は以下のことに注意しましょう。ゲストのことを思いやって行動できると失敗も少ないですよ。
・何をお願いするか明確にする
ほとんどのゲストはブライズメイドという演出を知らないはずです。見たことはあってもやるのは初めてだというゲストも多いでしょう。そのため、依頼するゲストには丁寧に説明してあげることが大切です。
一般的にブライズメイドの依頼内容は、衣装のみお揃い・衣装+受付や余興・準備から全面的にサポートする正統派の3種類に分けられます。個々に何をお願いするか考えておきましょう。事前にどこまでできるかゲストに確認を取っておくのもおすすめです。
・依頼する時期
依頼する時期は特に決まりがありません。依頼内容によって異なりますが、遅くても結婚式の3ヶ月前までに伝えるようにしましょう。お願いすることが多いほど、早めに伝えておくのがおすすめです。特に遠方の挙式やドレスをフルオーダーする際は注意しましょう。
・ドレスは購入かレンタルか
ウェディングドレスに関してもそうですが、ブライズメイドが着るドレスは購入かレンタルか悩みどころです。購入する場合は個性が出しやすいや普段使いもしやすいなどメリットがあります。しかし、フルオーダーしてしまうと、高額になってしまいます。一方、レンタルの場合は費用を抑えることができます。また、準備もラクです。しかし、大人数でブライズメイドを行う場合はドレス数に限りがあるというメリットも。それぞれメリット・デメリットがあるので、よく話し合って決めてくださいね。
・費用はどちらが出すのか
費用面はのちのトラブルにも繋がるので予め話し合っておきましょう。ドレスやアクセサリーなど当日身につけるアイテムは花嫁が負担するのが一般的です。最近では、当日ドレスや小物一式をボックスに詰めて結婚式当日にプレゼントする「ブライズメイドボックス」も人気を集めていますよ。
おすすめのドレスコーディネート
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ここからはおすすめのドレスコーディネートをご紹介していきます。ブライズメイドを結婚式で取り入れたい方はぜひ参考にしてみてください。
・ホワイトで統一
純白のウェディングドレスに合わせてブライズメイドの衣装もホワイトにするという方は非常に多いです。統一感があって、会場もより華やかになりますよ。ゲスト全員に同じドレスを着てもらっても良いですが、最近では各々好きなワンピースを結婚式に着てきてもらう方法がよく取られています。
ゲスト側で個別に用意してもらう際は招待状にドレスコードを書いておくとよいでしょう。
・結婚式のテーマカラーと合わせる
ブライズメイドが着るドレスには色の指定がありません。そのため、自由な表現ができるのも魅力の一つです。結婚式のテーマカラーと合わせてドレスの色を決めていくのもよいでしょう。淡い色で統一するとウェディングドレスが引き立ちます。それぞれの性格や特徴で素材を変えていくのもおすすめの方法です。
新郎新婦2人が好きな色や再現したい雰囲気に合わせて結婚式のテーマカラーを決めていきましょう。準備を始める前にコンセプトを決めておくことで全体的なまとまりも感じられます。装飾選びもラクに行えますよ。
・男性版もアリ?
ブライズメイドといえば女性がその役割を担うことがほとんどですが、男性がやってはいけないという決まりもありません。男性で同じ衣装を着るのもおすすめのコーディネート方法ですよ。もちろん、ゲスト全員で同じ衣装を着てもOKです。ドレスコードを指定しておきましょう。
新郎側の介添人を「アッシャー」と言いますが、ブライズメイドとアッシャーがいることで写真のバランスもよくなります。思い出に残る素敵な写真をたくさん残せますよ。また、ゲスト同士の出会いの場としても活用できます。そのことも考慮して、誰に依頼するのか今一度考えてみましょう。
まとめ
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いかがだったでしょうか。
今回は結婚式に取り入れたいおすすめの演出「ブライズメイド」について解説してきました。ブライズメイドには歴史があり、込められている意味もきちんとありますが、あまり執着せず気楽に結婚式を楽しんでもらうことが大切です。ゲストにブライズメイドをお願いする際は相手のことを考えながら伝えてください。それぞれの個性を活かした演出ができるといいですね。