ファミリーウェディングは子供が小さいうちがいい?魅力と注意点を解説

ファミリーウェディングはその名の通り、夫婦が子供と一緒に挙げる結婚式のことです。最近では、経済面やスケジュール面で都合がつかず、入籍したときに結婚式を挙げないという方も増えてきています。出産を経て、子供と一緒に挙式を挙げたいという方も。そこで、今回はファミリーウェディングの魅力とおすすめの演出をご紹介します。お子さんがいるときの注意点もお伝えしていきますね。

ファミリーウェディングとは

ファミリーウェディングは2人の子供と一緒にお祝いをするセレモニーです。授かり婚やナシ婚で結婚式を挙げていない方もたくさんいます。ファミリーウェディングは子供が生まれてから落ち着いたタイミングでできるので、体力的にも経済的にも余裕が出てくるでしょう。

しかし、子供が小さいうちは何かと不安が付きものですよね。子供と一緒に結婚式を挙げるならどのタイミングがよいのでしょうか。これは、2人がどのような結婚式を挙げたいかにもよるので一概には言えませんが、特におすすめなのは子供の1歳の誕生日です。初めての誕生日をゲストみんなでお祝いすることができます。誕生日当日に合わせてもいいですし、都合がつかない場合は誕生月で結婚式を行ってもいいですね。ただ、1,2歳は活発に動き回る時期なので怪我に注意しましょう。

子供が心配で結婚式に集中できなそうという方は、1人で座ったり話せるようになる3,4歳まで待つことをおすすめします。この年齢なら、簡単な演出や余興にも参加することができるので結婚式をより楽しめるのではないでしょうか。

ファミリーウェディングの相場

ファミリーウェディングは通常の結婚式でかかる費用とそれほど変わりません。ゲスト60名のプランでは100万円から180万円で挙げることができます。式場によっては、10名〜30名など親族だけで行うプランもあるので、自分たちのスタイルに合わせて選んでみてくださいね。

ファミリーウェディングは結婚からある程度時間が経っているカップルがほとんどです。そのため、ご祝儀をいただかないという方もいらっしゃいます。そのようなときは会費制にしましょう。カジュアルな結婚式をしたいという方にも向いていますよ。引出物など形式張ったものを省けば、フルコースでも1人1万5千円程度で済ませることができます。ゲストにも負担が少ないです。

ファミリーウェディングにおすすめの演出

 

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子供がいるからこそできる演出もたくさんあります。おすすめをいくつかご紹介していきますね。

・フラワーボーイ・ガール

バージンロードで花嫁を先導する「フラワーボーイ」と「フラワーガール」。1人に限定しなければいけないということはないので、兄弟姉妹がいる場合は全員でお母さんを誘導してあげてもよいですね。可愛らしくて会場の雰囲気も和みます。

・植樹セレモニー

植樹セレモニーは家族全員で木を植えるための作業を分担できるので、家族の絆もより深まりそうです。お子さんには土を入れてもらったり、水をかけてもらいましょう。結婚式で植樹した木は自宅に持ち帰って、植物の成長を楽しむことができます。木とともに大きく育ったお子さんも結婚式当時のことを喜んでくれるはずですよ。

・バルーンリリース

結婚式は子供にとっては非常に長いもの。途中で飽きて、機嫌を損ねてしまうこともあります。そのようなことがないように子供でも楽しめるイベントを用意しておきましょう。中でもおすすめなバルーンリリースです。たくさんのバルーンが空中を舞う光景は子供もきっと喜ぶことでしょう。

風船を割ってしまうかもしれないと不安に思う方はフラワーシャワーなどの演出を取り入れてみてもいいかもしれませんね。造花なら汚れる心配もありませんよ。

・サンドセレモニー

サンドセレモニーとは新郎新婦がそれぞれ色のついた砂をビンに注ぐ演出です。砂は一度混ぜてしまうと、元に戻らないことから「これから家族として一緒に生きていく」という意味が込められています。砂を入れる作業は子供でも簡単にできるためファミリーウェディングにおすすめです。

・家族で誓いのキス

誓いのキスは通常、新郎新婦で行いますが、子供を間に挟んでサンドイッチキスをするのも素敵なアイデアです。ゲストにとってもシャッターチャンスの演出になります。ファミリーウェディングに憧れを持ってくれるゲストもいるかもしれません。

子供が小さいときはどうすればいい?

ファミリーウェディングで気をつけなければならないことといえば、やはり子供のことではないでしょうか。目が離せない年齢で結婚式を行う場合は以下の点を考慮するとよいです。

・託児所がある会場を選ぶ

先程も言ったように子供は結婚式に長時間参加することが困難です。子供の紹介や一緒に参加する演出以外は別室に移動させてあげることが望ましいです。お昼寝の時間もありますので、託児所やベビーシッターがいる会場を選ぶことをおすすめします。

・キッズスペースを設ける

3歳以降になると、誰かに預ける必要もなくなってきます。しかし、ある程度の時間が経つと飽きてしまうので、会場の隅の方にキッズスペースをつくっておくのも一つの手です。キッズスペースがあれば、子連れのゲストも参加しやすいですよ。

・見学や打ち合わせの回数を減らす

ファミリーウェディングであっても準備する期間は通常の結婚式と同じです。余裕を持って進めたい方は半年から1年前にスタートさせるとよいでしょう。出産時期と被っている場合は出産前にある程度進めておくのもおすすめです。打ち合わせは子供がいると大変なので、メールで対応してくれる場合もあります。担当のプランナーさんに確認してみましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はファミリーウェディングについて解説してきました。結婚式は入籍当時にできなかったからといって諦める必要はありません。それぞれのタイミングで素敵な結婚式を挙げてください。家族の思い出づくりとしてもぴったりですよ。

また、子供が小さいうちは準備や結婚式当日もより大変です。結婚式をスムーズに行うためにもお世話をしてくれる人やサービスを探すなど事前に対策しておくことが大切です。