感動的な演出!レターセレモニーのやり方とアイデア
結婚式は2人が結ばれることを祝福する他、日頃お世話せなっているゲストに感謝の気持ちを伝える場です。一人一人に直接伝えらればよいのですが、時間的に厳しかったり、恥ずかしかったりと本音をなかなか伝えられないこともありますよね。そんな時に役立つのが「手紙」です。今回ご紹介する「レターセレモニー」ではゲスト一人一人に向けてしっかりと気持ちを伝えることができますよ。方法やおすすめのアイデアをご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
レターセレモニーとは
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結婚式での手紙といえば、披露宴の終盤で読まれる花嫁の手紙が印象的です。一般的には花嫁だけが両親へ手紙を書きますが、花婿も手紙を書きたいという場合や両親以外にもメッセージを伝えたい方がいるかもしれません。そんな時はレターセレモニーをしましょう。ゲスト一人一人に手紙を書くことでより思い出に残る結婚式になることでしょう。それぞれ両親へ書いたりゲストへ書いたり、お互いに書くこともありますよ。結婚式を一緒に作り上げてくれたプランナーさんに手紙を書く方もいます。
レターセレモニーの行い方
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レターセレモニーで手紙を渡すタイミングは主に2つ。それぞれの特徴を見ていきましょう。自分たちのやりやすいタイミングで行うのがベストなので、2人で相談しながらやり方を決めていきましょう。
●挙式中に行う
まず1つ目は、挙式の受付時に手紙を一人一人配り、挙式中に手紙を読む時間を設ける方法です。ゲストが手紙を読んでいる姿を近くで見ることができ、反応を伺えます。静かなチャペルや式場で読む手紙はより感動的でその後の入場シーンもより盛り上がることでしょう。会場の雰囲気や結婚式のテーマに合わせてレターセットを決めると、よりおしゃれな印象になりますよ。
●披露宴のクライマックスで行う
もう一つの方法は披露宴の終盤で読んでもらう方法です。新郎新婦自らがゲストに手紙を渡したい場合は披露宴の方がおすすめでしょう。ゲストにとってもゆっくりと手紙を読む時間がつくれるので嬉しいですよ。少人数の結婚式であれば、手紙を書くのもそこまで大変ではないので、一人一人気持ちを込めてあげましょう。普段なかなか伝えられない想いを結婚式という機会を使って伝えてみてください。もらう側もきっと一生の思い出になりますよ。
手紙の内容は?
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レターセレモニーで書く手紙の内容は特に決まりはありません。好きなようにデザインし、文章を綴ってくださいね。ただ、書き慣れていないと、文章がまとまらなかったり、上司など目上の方に失礼な文面を送ってしまったりすることもあるので、不安な方は以下で紹介する構成を参考にしてみてくださいね。
一般的に手紙を書く時の構成は前置き・導入・エピソード・結びでまとめます。まず前置きでは、結婚式に出席してくれたことへのお礼を述べます。続いて、ゲストに向けて日頃の感謝を伝えます。昔の思い出を交えるとよいでしょう。最後に今後の抱負や締めの言葉を述べてまとめます。上司や先生など目上の方に向けて書く手紙は堅苦しい表現でもよいですが、親しい友人の場合はそこまで気にする必要はありません。あだ名などを使い、よりラフな印象で書くことをおすすめします。
レターセレモニーにおすすめのアイデア
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レターセレモニーのやり方はさまざま。ここではおすすめのアイデアをご紹介していきます。これらを参考にオリジナリティ溢れるレターセレモニーを行ってくださいね。
●ウォールレターで渡す
ウォールアートのように手紙を壁に貼り付けてみましょう。ウェルカムスペースの近くに飾っておけば、ゲストも見落とすことなく、手紙を受け取ってくれるでしょう。待ち時間で読んでもらうようにメッセージを書く他、司会からアナウンスしてもらってもいいですね。もちろん、新郎新婦自らが伝えても素敵ですよ。手紙を貼り付けたり飾ったりするボードにもこだわるとなおよいです。
●ツリーレターで渡す
大きな木を用意して、手紙を装飾の一部としてコーディネートしてみるのもおすすめです。手紙以外にもバルーンや装花などがあると会場がより華やかになりますよ。大きな木を調達するのが難しければ、天井からグリーンを吊るして、手紙を麻紐で結びつける方法もお試しください。ナチュラルな雰囲気で開放的な結婚式が楽しめますよ。フォトスポットにもなるので、ゲストにたくさん写真を撮ってもらいましょう。
●ゲームで探してもらう
演出や余興の一つとしてゲーム感覚で自分の手紙を探してもらう方法も素敵です。ゲスト同士で新たな会話も生まれるため、会場も一層盛り上がることでしょう。ただ、たくさんのゲストが一度に集まることになるため、少人数の結婚式に向いています。工夫次第では、他にはないオリジナルの結婚式が叶いますよ。
●その他のペーパーアイテムと一緒にする
席札やエスコートカード など他のペーパーアイテムと一緒に渡す方法もいいですね。さりげない演出にゲストも嬉しくなってしまうはずです。結婚式のイメージに合わせて、同じ柄や色の紙使うなどアイテムにもこだわってみましょう。レターセットは書き損じを踏まえて、少し多めに用意しておくと安心です。
●プチギフトもおすすめ
手紙はもらう側も緊張するもの。場を和ませるためにプチギフトと一緒に渡すのもおすすめです。手作りのお菓子や雑貨などちょっとしたプレゼントを用意してあげましょう。普段一人では買わないようなものや日常生活でも使えるものだとゲストにも喜ばれますよ。テーブルラウンドの演出として手紙を渡すのもいいですね。自分たちならではのアイデアでゲストを驚かせてあげましょう。
まとめ
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いかがだったでしょうか。
今回はゲストを喜ばせる結婚式におすすめの「レターセレモニー」についてご紹介してきました。手紙は普段から書いていないと、なかなかスムーズに書けないものです。結婚式の準備はその他にもあるので、直前になって慌てることがないように結婚式の2週間前までには手紙を書き終えていましょう。書いている途中に泣いてしまって、結婚式間近で目が腫れてしまったという方もいらっしゃいます。余裕のある行動を心がけてくださいね。