世界遺産ウェディングとは?魅力を紹介!
近年、結婚式の多様化とともに新しい結婚式スタイルが増えてきています。「世界遺産ウェディング」もその一つ。では、一体、世界遺産ウェディングとはどのようなものでしょうか。特徴とおすすめポイントを解説していきます。結婚式の内容を決める際の参考にしてみてください。
世界遺産ウェディングとは
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世界遺産ウェディングとはその名の通り、世界遺産と認定されている自然や建物で行う結婚式のことです。中には結婚式を挙げる場合にのみ貸し出してくれる場所もあるため、より特別な結婚式ができると評判です。
世界遺産は見た目も美しく、ウェディングフォトにもぴったりですよ。世界遺産は観光客も多く、通常の結婚式よりたくさんの人にお祝いの言葉をかけてもらいやすいのも特徴です。人とはひと味違ったシチュエーションで結婚式を挙げたいという方はぜひ参考にしてみてください。国内だけではなく、海外の世界遺産でも結婚式が可能なので視野を広げて、スタイルを決めていくとよいでしょう。
世界遺産ウェディングができる場所は?
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世界遺産ウェディングができる場所は国内外問わずさまざまなところがあります。ここでおすすめのスポットをご紹介していきます。
・厳島神社
広島県宮島にある「厳島神社」では世界遺産ウェディングを行うことができます。厳島神社の大鳥居は重要文化財にも登録されているため、日本人だけでなく外国人からも人気のスポットです。わざわざ遠方から結婚式を挙げに来る方もたくさんいます。白無垢を来て挙げる結婚式は一生の思い出となることでしょう。
申し込みは必ず本人が行い、結婚式までに一度現地に訪問する必要があります。ホームページなどで確認しましょう。
・日光東照宮
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿や眠り猫が有名な栃木県の日光東照宮。ここでも世界遺産ウェディング可能です。日光東照宮での結婚式は「祈祷殿」で行われます。祈祷殿は漆黒と金色の美しい彫刻が美しく慶事に相応しい場所です。
親族のみが参列できるため、厳かな雰囲気の結婚式ができます。挙式中は雅楽の生演奏が響き渡り、親族もうっとりしてしまうことでしょう。
・屋久島
大自然の中で結婚式を挙げたいなら「屋久島」がおすすめです。パワースポットにもなっており、生命力を感じる樹々やエメラルドグリーンの海など非日常空間を楽しむことができます。新郎新婦も旅行を兼ねてツアーを組むことができるので、のんびりを結婚式を挙げたい方にぴったりです。大自然に囲まれたウェディングフォトはどれもドラマチックな写真になることでしょう。いつまでも色褪せない記念を残せるはずですよ。
・モンサンミッシェル
フランスで最も有名な「モンサンミッシェル」。島内のセレモニーホールで結婚式を挙げることができるため、その土地の文化を取り入れやすいのが特徴です。しかし、結婚式ができるのは1日1組限定!映画のワンシーンのような結婚式が叶えられますよ。
結婚式後はゲストを含めて、観光に出かけることができます。フランスをはじめとしたヨーロッパの雰囲気が楽しめるはずですよ。
・イースター島
チリのイースター島も世界遺産ウェディングを挙げるのにおすすめのスポットです。エキゾチックで個性的な雰囲気を楽しめます。イースター島の結婚式は伝統儀式があり、セレモニーは島で神聖な場所として知られる「アフ・タハイのモアイ」の前で行われます。新郎新婦は全身にボディーペイントをし、個性的な伝統衣装を身につけて臨みます。結婚式は夜遅くまで歌や踊りで盛り上がり、時間制限なく祝福されるといいます。
世界遺産ウェディングだからこそできる演出
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世界遺産で挙げる結婚式だからこそ演出もよりこだわりたいところ。ここでは世界遺産ならではの演出をご紹介していきます。
・伝統衣装を着る
海外には国内とは違う民族衣装があります。海外で結婚式を挙げるなら、衣装にもこだわってみましょう。国内でも沖縄で琉球衣装を着るなどファッションを楽しむこともできます。衣装だけでなく、その土地の文化を取り入れた結婚式はより濃い思い出となることでしょう。特に海外の文化を取り入れる際は事前に下調べをしておくとよいです。
・和の雰囲気を楽しむ
日本の世界遺産は神社仏閣が非常に多いです。そのため、神社やお寺で挙げる結婚式も人気を集めています。神社やお寺ならではの厳かな空間を利用して、会場装飾やテーブルコーディネートはこだわりを持ちましょう。
新郎新婦が人力車に乗って入場してきたり、樽酒を用意して鏡開きをしたりと和の雰囲気ならではの演出が可能です。お正月に結婚式を挙げる方は餅つきを演出で取り入れていることも。さまざまな演出が可能なので、2人でよく話し合ってみてくださいね。
・リゾートウェディングも実現可能!
場所によってはリゾートウェディングを叶えることもできます。結婚式を挙げる場所を決める際はどんなイメージで行いたいかやりたい演出も併わせて考えてみましょう。海に囲まれたビーチリゾートや森や丘の上で行う高原リゾートなども実現可能です。
世界遺産ウェディングの注意点
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まず押さえておいてほしいことは、世界遺産は結婚式のためにつくられた施設ではないということです。特に神社やお寺、お城は冷暖房が完備されてないことも。冷暖房が完備されていない場所を使う際は夏場や冬場を避けるなど対策をしましょう。招待状にその旨を書いてゲストに伝えておくのもおすすめです。
また、世界的に守られている建築物や自然なので、立ち入ってはいけない場所もあります。結婚式のときだけ開放してくれる箇所もありますが、挙式中でも撮影や立ち入りが許可されていない場所もあります。ゲストの人数に関しても親族のみとなっている世界遺産もあります。事前に担当者に確認し、ゲストに伝えておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は世界遺産ウェディングについてご紹介してきました。世界遺産は国内でも文化遺産が19件、自然遺産が4件あります。世界に目を向けるとさらに選択肢も増えていきます。どんな雰囲気で結婚式をしたいかイメージすることから始めてみてください。理想の結婚式が叶えられるように下調べをしましょう。