バージンロードもオリジナルで!人気アイテム「アイルランナー」とは
突然ですが、「アイルランナー」というものをご存知でしょうか。結婚式のバージンロードをお洒落にしてくれる装飾の一つですが、結婚式はなるべく自分たちの手で作りたいという人たちの間で注目を集めているアイテムです。では、一体「アイルランナー」とは何でしょうか。バージンロードの由来や意味を含めてご紹介していきます。
アイルランナーとは
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アイルランナーとは、結婚式で花嫁が歩くバージンロードの上に敷かれた布のことです。英語でバージンロードはウエディングアイルと呼ばれ、その上に敷かれる絨毯(ライナー)から来ています。アイルランナーは海外挙式ではメジャーなアイテムで、ガーデンウェディングやリゾートウェディングによく使われていますよ。
バージンロードは元々、花嫁の人生を表しているとされています。子供の頃から現在までを思い出しながら新郎のもとへと歩んでいく特別な道のりです。そのため、近年では式場で用意されたものではなく、思い出の写真をプリントしたりメッセージを書いたりとオリジナルでアイルランナーをオーダーするという方が増えてきています。バージンロードは神秘的な場所ですが、ゲストにお披露目する場でもあります。自分たちだけの特別なデザインにしたいとアイデアも様々です。
アイルランナーのデザインアイデア
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アイルランナーで描かれるデザインは主に3種類あります。一つ一つ見ていきましょう。
・シンプルに名前と日付を入れる
まず1つ目は新郎新婦それぞれの名前と結婚式の日付を入れるアイデアです。白い布を選べば、主張も激しくないので、会場のコーディネートとも合わせやすいですよ。厳かな雰囲気のチャペルでも取り入れることができます。そこまで製作時間がかからないので、結婚式まであまり時間がないという方にもおすすめです。
・思い出の写真をプリントする
2つ目は新郎新婦2人の写真を時系列ごとに並べるアイデアです。歴史をたどるように並べてみましょう。両親をはじめ、ゲストも感動してくれることでしょう。自分たちならではの結婚式ができそうですね。カジュアルな挙式に向いていますよ。写真を選ぶ過程も2人で楽しめるのが魅力でもあります。
・家族の足跡や手形を入れる
ファミリーウェディングの場合は新郎新婦2人だけでなく、子供の足跡や手形を入れてあげてもいいですね。記念にもなり、何より家族の幸せをみんなで願うことができます。家族で製作している家庭も楽しそうです。足跡や手形をカラフルにすれば、ポップな雰囲気を作り上げることも可能ですよ。
アイルランナーの作り方
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アイルランナーを手作りするには、直接布に描く方法とプリントする方法があります。
直接描く場合は文字やイラストを書いた紙をプリントして、下書きしてからペンでなぞるのがおすすめです。使用するペンは布用のペンがよいでしょう。もちろん、油性のペンでも書くことはできますよ。
アイロンプリントする場合はアイロンプリントペーパーをたくさん用意しましょう。アイロンプリントペーパーに文字やイラスト、写真を反転印刷して、布にアイロンで転写していくだけで簡単に作ることができます。
バージンロードは一般的に10m程度あります。そのため、用意する生地もそれなりの金額になります。大きさや費用をあらかじめチェックしておくことが大切です。シーチング生地は1mあたり200円程度で比較的安く済ませることができます。しかし、あまりにも生地が薄いとシワになったり破けてしまう恐れがあるので、ある程度の厚みが必要になります。おすすめは「オックス生地」です。生地を選ぶ際はいきなり何メートルも買うのではなく、10cmずつなど短い長さで質感や色を確かめてから作りましょう。
アイルランナーを取り入れた会場コーディネート
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アイルランナーは合わせる小物や装飾が違うだけで印象がガラリと変わります。ここではセンスのあるコーディネート例をご紹介します。
・ガーデンウェディング
アイルランナーはガーデンウェディングにぴったりのアイテムです。グリーンや植物を並べるとナチュラルな雰囲気になりますよ。緑と合わせる場合は白い布を使うのがおすすめです。存在感もしっかりあり、開放的な結婚式を挙げることができます。
・花びらを散らす
花びらを散らす方法も人気です。花びらの色によって印象が異なるので、テーマに合わせて選んでみましょう。キュートな感じならピンク、爽快感を出したいなら水色がおすすめです。ゲストのイスを花びらと同じ色で統一すれば、より華やかな空間が作れます。リゾートウェディングの場合はトロピカルフラワーの花びらを使うのもよいですね。リゾート感がさらに増しますよ。
・キャンドルを置く
幻想的な雰囲気にしたいなら、キャンドルやランタンを置いてみてはどうでしょうか。キャンドルやランタンはナイトウェディングにおすすめのアイテムです。フォトジェニックで大人っぽい結婚式を挙げることができますよ。お気に入りの言葉や格言などのメッセージを入れて、特別なバージンロードを歩きましょう。
・披露宴でも活用できる
アイルランナーの使い道は挙式でバージンロードを歩くときだけではありません。挙式が終わった後の披露宴でもタペストリーとして会場装飾に使うことができます。メインテーブルの後ろやウェルカムスペースに吊るしてみましょう。2人の結婚式を盛り上げてくれるアイテムとして重宝しますよ。
アイルランナーを挙式でも披露宴でも使いたいという方は会場設営などの準備があると思うので、事前に担当者に伝えておきましょう。入れる文字やイラスト、写真に考慮すれば、結婚式後も自宅に持ち帰って、インテリアとしても活用することができます。2人の幸せをいつまでも見守ってくれますよ。
まとめ
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いかがだったでしょうか。
今回は結婚式のおすすめアイテム「アイルランナー」についてご紹介してきました。アイルランナーのデザインはここで紹介したものだけではありません。ぜひオリジナルなデザインで会場を盛り上げましょう。誰に何を伝え方かがアイルランナーを手作りする際のポイントです。個性あふれる素敵なバージンロードを作り上げてくださいね。