結婚式当日は何を持っていく?少なくするコツは?
結婚式は人生の節目となる大切なイベントです。当日これを持って来れば良かったと後悔することがないように持ち物は事前にしっかりと準備しておきましょう。今回は、新郎新婦とゲストが持ってくる持ち物をそれぞれまとめてみました。ぜひ役立ててくださいね。
新郎新婦の持ち物
結婚式当日に新郎新婦が持っていくものは意外と多いです。人によって準備していくものも異なるので、挙げていくとキリがありません。ここでは最低限用意しておくものをまとめています。
まず2人に共通する持ち物をご紹介していきます。
・現金や財布
・自宅の鍵
・スマートフォンや携帯電話
・カメラ
・進行表
・結婚指輪
・リングピロー
・親やゲストへのギフト類
・お礼・お車代を入れたご祝儀袋
演出によりますが、BGMやDVDなどを持ち込む場合も忘れずに持っていきましょう。また、会場の装飾を自分たちで行う場合も全て揃っているか最終チェックをしてくださいね。
この他に新郎は以下のものを用意すると良いでしょう。
・インナーシャツ
・白や黒の靴下
・蝶ネクタイやネクタイ
・カフスリング
・サスペンダー
・替えの靴
・ヘアアイテム
・新郎謝辞の原稿
新婦は以下のものを用意しておきましょう。
・ブライダルインナー
・ホワイトカラーのストッキング
・ストールやショール
・メイク道具
・ヘアアイテム
・アクセサリー
・生理用品
・手紙の原稿
・ブーケで使う装飾や小物類
和装で行う場合は、足袋や襦袢、腰紐、タオルなどが必要になることがあるので、事前に確認しておきましょう。その他、マスクや常備薬、ハンドクリームなどを用意しておくといざという時役に立ちます。また、当日は朝早くから挙式、披露宴、二次会、三次会と夜遅くまで長丁場です。栄養ドリンクや軽く食べられるものを用意しておくと良いですよ。当日忘れ物がないように担当のプランナーさんと確認しておくこともおすすめです。持ち物リストを作ったという方もいらっしゃいます。
ゲスト側の持ち物
ゲスト側の持ち物は新郎新婦よりかは少ないですが、万が一のことも考えてしっかりと準備しておくことが大切です。最低限持っていくべきものを以下でまとめています。
・財布
・スマートフォンや携帯電話
・カメラ
・ハンカチやティッシュ
・招待状
・ご祝儀
・袱紗
この7つは男女ともに共通している持ち物になります。結婚式はたくさん写真を撮るため、モバイルバッテリーがあると安心ですよ。充電を気にせず、素敵なシーンを逃さず写真におさめることができますね。
その他、男性はヘアワックスやマウスケアアイテム、ネクタイを予備で持っておくと良いかもしれません。女性の場合はメイク道具、予備のストッキング、絆創膏を忘れずにお持ちください。普段履きなれないヒールや靴を履いていると、靴擦れしてしまうことがあります。絆創膏や湿布、傷薬があると安心です。靴の中敷きもあると便利なアイテムですよ。帰りに履いて帰るかかとの低い靴があっても良いかもしれませんね。
荷物を小さくまとめるコツ
結婚式で持っていくバックはクランチバックやショルダーバックなどサイズの小さいものです。普段から荷物が多い方だとまとめるのも一苦労。荷物をコンパクトにまとめるのにはどうしたら良いのでしょうか。おすすめの方法を以下でご紹介していきます。
ゲストが結婚式に参加するためには招待状・ご祝儀・袱紗の3点が必須アイテムになります。これらは折り曲げたりすることができないので、他のアイテムを小さくする必要があります。例えば、長財布を普段から使っている方は、結婚式の日だけ小さい財布に当日必要な分入れ替えてみましょう。また、リップや手鏡などもなるべく小さいものを持っていくようにすると良いです。小さめの方がお直しもサッとできますよ。ポケットがたくさんついているバッグだと出し入れもしやすいのでおすすめです。
それでも持っていきたいアイテムが全て入り切らないという場合は、サブバックを使いましょう。持ってきていないもので必要なものは式場のスタッフさんに言えばもらえることもあります。敢えて持っていかずに当日対応するというのも一つの手なので活用してみましょう。絆創膏やティッシュ程度なら用意してある式場がほとんどですよ。
意外と知らないマナー
クランチバックやショルダーバッグ以外のカバンを結婚式に持っていく際には押さえておきたいマナーがあります。事前にしっかりと知っておくことで恥をかかずに済みますので、ここでご紹介しておきます。
先程ご紹介したサブバックですが、式場に持っていく際は床に置いても良いものを持っていくのがマナーです。多くの方は紙袋を用意しがちですが、実はNGな行為です。ハイブランドの紙袋でもマナー違反となるため注意しましょう。
この素材に関してのマナーはサブバックだけでなく、メインで持っていくバッグにも言えることです。特に注意していただきたいのが、革物や毛皮、ファー、動物模様や柄のアイテムです。こちらは全てマナー違反の素材なので気をつけましょう。結婚式には相応しくない「殺生」を連想するためだと言われています。
これだけではなく、その他にもビニール素材やデニム生地などのカジュアル過ぎるものを持っていくのは控えましょう。フォーマルな場所に合ってない大きなロゴの入ったバッグやサイズが大きいバックもマナー違反です。
結婚式でおすすめなのは、シルクやサテン素材の小さめのバッグです。バッグの色はドレスと合わせると思いがちですが、靴や羽織りと合わせるのがベスト。ドレスを変更した際にも対応しやすいですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は結婚式当日の持ち物を新郎新婦とゲスト側に分けて解説してみました。ここでご紹介したものは最低限必要なアイテムです。演出や役割によって個々に準備するものが異なってくるかと思いますので、忘れ物をしないように出発前に確認をしましょう。
また、ゲストが持っていくバッグにもマナーがあることをご紹介しました。知らなかったと恥ずかしい思いをしないように持っていくカバンの素材も今一度確認してみましょう。当日の様子を想像しながら準備を進めていくと良いですよ。