年末最後の定番イベント!第九を聴きに今年1年を締めくくろう

早いもので、もうすぐ今年も終わりが近づいてきました。
クリスマスシーズンが終わると大晦日、元旦と日本の風物詩が始まろうとしています。
ちょっと待って下さい!大晦日の前に年末を締めくくる定番イベントが残っていますよ!
それは、1824年にベートーヴェンが作曲した独唱と合唱を伴う交響曲「第九」。
そして、日本のプロ・オーケストラ「東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団」が多彩な歌と音を我々に贈ってくれます。
クラシックコンサートに行ったことある人でもそうでない人でも、高尚な音楽を聴きに行き、年の瀬を迎えましょう。

なぜ第九は年末に行われるのか

年末になると、第九のコンサートは一気に増えます。
それこそ東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団だけでなく、NHK交響楽団や各種楽団で、12月中旬~末にかけて行われるようになるのです。
ではなぜ年末になると第九は行われるのか?

1918年の第一次世界大戦が終結した時のこと。
平和祈願が高まる頃にドイツのライプツィヒで始まったのがキッカケです。
その後は名門オーケストラの「ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団」が、毎年の大晦日に「第九」を演奏し続けてきました。
そして日本では、第二次世界大戦後の1947年に日本交響楽団(現NHK交響楽団)が12月「第九コンサート」を行って絶賛されました。
それがキッカケとなり、多くの楽団や合唱団が第九を歌い始め、年末に「第九」を演奏する習慣へと受け継がれてきたのです。

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団とは

1975年に自主運営のオーケストラとしてスタートし、ヨーロッパ・香港・マカオの公演を成功させたことをキッカケに、プロ・オーケストラとしての軌道が出来上がりました。
その後、世界各国での公演で絶賛され、クラシック音楽だけではなく、もののけ姫の映画音楽を担当したりドラゴンクエスト公演を行ったり、また音楽の楽しさを知ってもらう為の社会貢献活動を行ったりもしています。
オーケストラに留まらず、幅広い音楽活動を行っているのが東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団なのです。
もちろんオーケストラで数々の実績を残しているので、歓喜溢れる第九を堪能することができるでしょう。

イベント詳細

【イベント名】
第九特別演奏会 2018
【開催日】
12月28日(金)
【開催時間】
19:00~(18:15開場)
【開催場所】
東京文化会館
【アクセス】
JR「上野駅」公園口から徒歩約1分
京成電鉄「京成上野駅」正面口改札から徒歩約7分
【入場料】
S席:8,400円
A席:6,300円
B席:4,200円
C席:3,200円
【割引料金】
プラチナチケット(60才以上):S席7,400円 A席5,300円
U20(小学生以上20歳以下):2,000円(座席指定不可)
U30(21歳以上30歳以下):3,000円(座席指定不可)
江東区民割引:各200円割引
【URL】
http://www.cityphil.jp/concert/detail.php?id=15&