印象派を代表する画家「モネ」の魅力を、横浜美術館にて余すことなく知ろう!
19世紀印象派の巨匠と呼ばれる「クロード・モネ」。
彼の描く風景画の美しさと鮮やかさは、目を見張るものばかりです。
「積みわら」や「ポプラ並木」といった数々の名画を残した彼は、晩年に「睡蓮」の大装飾画の制作に着手しました。
それから約100年、今でもモネの睡蓮は色褪せることなく、後世代の作家たちに引き継がれていくのです。
そんなモネ展ですが、初期から晩年までの絵画25点と後世代の作家たちが手掛ける絵画・版画・映像・写真作品66点が、ここ横浜美術館に集結するのです。
モネというだけあって、明るく美しく、いきいきとした作品ばかりなので、楽しく気軽に観ることができちゃいます。
カップル同士で美術館へ行き、美しい絵画に魅了されてみてはいかがでしょうか。
色鮮やかな作品が多いのがポイント!
モネの作品自体が色鮮やかなタッチが多いので、他の作家たちもモネの影響を受けて、多く出展するのです。
つまり、明るくいきいきとしている分だけ万人受けしやすく、退屈せずに観賞できるのが、今回の企画展の魅力とも言えるでしょう。
観終わった後に、どの作品が良かったかカップル同士で話し合ってみて下さい。
絵画って難しくて分からないと思う人でも、「綺麗」「明るい」「観ていて楽しい」といった簡単な感想で十分ですよ。
モネの日本初公開作品が出展!
本企画の一番の見どころとして、日本初公開作品となる「ヴィレの風景」。
絵のタッチは繊細ではなく、むしろ抽象的な描き方をしています。
また、「筆触分割」と呼ばれる、原色のままの色を使用した技法を用いることにより、「視覚混同(隣接した色が別の色に見える効果。例えば、隣接した赤と黄色を遠くから見るとオレンジ色に見える)」を生み出し、離れて見ても光を放って見えるのです。
これにより、後世の「モダンアート」として感じさせる作品を誕生させたとも言われているのです。
筆触分割の効果とは一体どのようなものかを、せっかくですから近くから観るのと遠くから観るのとで見比べてみて下さい。
豊かな色彩で描かれた睡蓮の連作も外せませんが、やはり日本初公開だけあってか、こちらは注目して見るべきでしょう。
イベント詳細
【イベント名】
モネ それからの100年
【開催日】
7月14日(土) ~ 9月24日(月・休)
【開催時間】
10:00~18:00
【休館日】
木曜日
※ただし、8月16日(木)は開館
【開催場所】
横浜美術館
【アクセス】
みなとみらい線「みなとみらい駅」3番出口から徒歩3分
JR京浜東北・根岸線、横浜市営地下鉄「桜木町」駅から徒歩10分。
【入場料】
1,600円
【URL】
https://monet2018yokohama.jp/